審査会場を盛り上げてくれた、誰もが欲しくなるキッチングッズを一挙ご紹介!
ここからは「キャンプ大賞2022:キッチングッズ部門」の審査において、惜しくも賞の獲得を逃したノミネートギアを見ていきましょう。
最後まで審査員を悩ませた、グッドセンスで独創性豊かなキッチングッズの数々。以下を読み進めれば皆さんも「全部欲しい!」という感情が湧いてくるかも!?
では、審査員のコメントとともに、全製品をチェックしていきましょう。
キッチングッズ部門:ノミネート優秀品01
ベルモント「OUTDOORコーヒーキャニスター」
トータルで約9杯分のコーヒー豆を持ち運べるキャニスター。スライドして開閉するキャップの内側に計量機能が搭載され一振りで5g、二振りでカップ1杯分に相当する10gの豆を計量できます。
本体側面にはグラム数の目安となるメモリがあり、豆の残量がひと目でわかるのもポイント。審査員の大多数がコーヒー好きだったこともあり「振るだけで計量できるので、感覚的に適量の豆を準備できるのが便利」「多すぎず少なすぎない。キャンプで必要な量の豆を入れられる絶妙なサイズ感」など、自身のキャンプを思い浮かべながら、計量機能や収納機能について絶賛する声が続出。
「キャップをスライドして中身を出せるので、直接豆に触れないのもいい」と、衛生面に言及する審査員もいました。
キッチングッズ部門:ノミネート優秀品02
グラフィック・パッケージング・インターナショナル「紙たわし」
パッケージなどの紙製品メーカーであるグラフィック・パッケージング・インターナショナルと多摩美術大学の産学連携プロジェクトから生まれた「紙たわし」は、2022年度のグッドデザイン賞を受賞しています。
耐水性に優れた紙を原料にしており、1枚の紙から接着剤なしで成型し、たわしとして使用。調理器具や食器を傷めずに洗浄できて廃棄も簡単。使用後はリサイクルゴミとして処分できます。
審査会場では「環境負荷の低い紙素材を使用している点がアウトドアと親和性が高い」といった、環境に優しい点を評価する声が複数上がったほか、「製作を障がい者施設に依頼している点も素晴らしい」など、社会貢献度の高さにも注目が集まりました。
キッチングッズ部門:ノミネート優秀品03
ポストジェネラル「THE ICE ERA COLD ICE BRICK」
本体に設けられた6つのくぼみに、500mlのペットボトルや350ml缶を最大6本まで沿わせて冷やせるユニークな保冷剤。付属のシリコンバンドにより、ボトルや缶を保冷剤本体に密着させられるので、効率よく冷やし続けられるのが特徴です。保冷剤の冷却温度は-10℃で、使用時はその温度を約5時間保持します。
「(クーラーボックスの中を冷やすという)普通の使い方もできるわけだから、愛用の保冷剤をすべてこれに差し替えてもいい」など、冷却効果の高さに加え、応用の利く保冷剤として推す審査員も複数人いました。
キッチングッズ部門:ノミネート優秀品04
JÄRV(ヤールヴ)「ヘラグス」
スウェーデンのウォーターボトルブランド、JÄRV(ヤールヴ)のレザーカバー付きボトル。真空断熱構造を採用しており、保温・保冷機能は折り紙付き。
本体素材にはニオイ移りの少ない高品質な18-8ステンレスを、カバーには環境負荷が少なく、使い込むほどに味の出るベジタブルタンニンレザーを使用しています。保温8時間、保冷24時間という実用性の高さと、スタイリッシュな見た目の両立に思わず目を丸くする審査員が続出。
「ボトルとレザーカバーが分離できるので手入れしやすい」「アンバー、ダークブラウン、ブラックの3色展開で、いずれもスタイリッシュ」など、リアルな消費者目線でのプラス評価も多数飛び出しました。
ブランド名の「ヤールヴ」は北欧に生息する「クズリ」という動物のことで、その足跡がブランドロゴにもあしらわれています。ブランドの母国スウェーデ...
キッチングッズ部門:ノミネート優秀品05
ゼインアーツ「ルーブ」
機能性を重視してアウトドアでの使用に最適化された樹脂製カトラリーは、スプーン、フォーク、スポークの3種類が用意されています。
それぞれのハンドルの断面は凹状にデザインされ、手にフィットしやすく、そのくぼみを利用してカトラリー同士をぴったり重ねて収納することも可能です。
スプーンの長さやエッジの形状、フォークの先端形状、スポークのピックの長さなど、細かな部分まで工夫が施されている点を、審査員は高く評価しました。
加えて、1本110円というコスパの高さには、満場一致で賛美の声が上がりました。
キッチングッズ部門:ノミネート優秀品06
MAAGZ(マーグズ)×畑漆器店「モクシェラ/山桜」
アウトドアブランドのMAAGZ(マーグズ)と石川県の畑漆器店のコラボによる、%%野生種の岩手県産山桜を使って作られた木製のシェラカップ。シェラ型とお椀型の2タイプがあります。
岩手県産の山桜は、目の詰まったしっかりした樹質が特徴で、ろくろ挽きと呼ばれる日本古来の伝統技法によってひとつずつ丁寧に作られています。別売りの着脱式の持ち手を使うことで、さらに使い勝手は向上します。
「無色(クリア塗装)のものも含め、すべてにウレタン塗装が施されているので手入れが簡単なのがいい」「カラーバリエーションが豊富で全色集めたくなりますね」「木のぬくもりが感じられてアウトドアと相性抜群」など、高評価の声が多数飛び交いました。
キャンプの食卓を支える影の立役者「キッチングッズ」はギフトにも最適!
キッチングッズ部門で最終選考まで残ったプロダクトは、アイデアやデザイン性に優れていることはもちろん、素材、実用性の追求、社会貢献性など、作り手の哲学や理念も見え隠れする逸品が揃いました。
キッチングッズは、キャンプ大賞2022の全ジャンル・部門の中でも、比較的手を出しやすい価格帯の製品が多いので、自分へのご褒美や、親しいキャンプ仲間へのちょっとしたプレゼントにも最適。
ぜひ、今回の記事を参考に買い物してみてください!