ハイエンドの最新アウトドアGPSスマートウォッチ『Amazfit T-Rex Ultra』
続いてご紹介するのが、Amazfitが展開しているアウトドアウォッチライン「Amazfit T-Rex」シリーズの最もハイエンドなスマートウォッチ『Amazfit T-Rex Ultra』(69,900円(税込み))です。
従来のT-Rexシリーズからリニューアルしたポイントがありますので、詳しくご紹介していきます!
サージカルステンレスを採用し、よりタフネスな仕様に!
スマートウォッチを使用している上で最も摩耗しやすい、ベゼル・ボトムケース・ブリッジガード部分。『Amazfit T-Rex Ultra』では、ステンレスの中で最も腐食しにくいサージカルステンレス(316L)を採用しているのが特徴です。
さらに、MIL規格(※アメリカ国防総省が調達する物資に対して、過酷な環境でも問題なく利用できるように定められている品質基準)と呼ばれる15項目のテストをクリア。特許取得済みの防泥ブリッジとボタンを搭載しており、防泥設計なのはもちろん、衝撃や湿度、70℃の灼熱から-40℃の極寒まで耐える、究極のアウトドアスマートウォッチなのです。
オフラインマップをウィッチ上に表示!デュアルバンド測位×6種類の衛星測位に対応
『Amazfit T-Rex Ultra』の新機能として追加されたのが「オフラインマップ」です。あらかじめ地図をダウンロードしておくことで、地図上でのナビゲーションにも対応してくれます。
さらに、2つの周波数帯域での通信に対応する「デュアルバンド円偏波GPSアンテナテクノロジー」と6種類の衛星測位(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS、NavIC)に対応。これらによって、より高精度な位置測位を実現します。
筆者が実際に使用したところ、かなり正確に地図上に表示されました(画像にはモザイクをかけていますが、道や建物などしっかり映っています)。
また、ルートのトラックバック、逸脱アラート、出発点までの直線距離の表示にも対応。気に入った登山コースの保存や、過去に保存したロケーションポイントの呼び出し機能なども活用することができるように。
コンパスや気圧計、心拍数、血中酸素濃度などさまざまなデータを確認しながら、自分のスタイルにぴったりなアウトドアやトレーニングが楽しめるようになりますよ!
新たに追加された「フリーダイビングモード」
『Amazfit T-Rex Ultra』は160以上のスポーツモードを搭載していますが、今回新たに「フリーダイビングモード」のワークアウトが追加されました。
水中でも視認性が高いAMOLEDディスプレイを採用しているため、水中でダイバーが欲しい情報を明確に入手することが可能です。※ダイビングコンピューター機能はありません。
バッテリーの持ちも十分!
アウトドアシーンで使用する上で重要なのは、バッテリー。バッテリーが切れてしまってマップやナビゲーションが使えなくなるのはとても不便ですよね。
その点『Amazfit T-Rex Ultra』は、先ほどご紹介した『Amazfit Falcon』と比べると最大持続時間は少し短いですが、省電力モードで最大25日間、標準的な使用で最大20日間、ハードな使用でも最大9日間とバッテリーが長く続くので、アウトドアシーンでも安心して使うことができますよ。
- 省電力モード :最大25日間
- 標準的な使用 :最大20日間
- ハードな使用 :最大9日間
【スペック】
- カラー:アビスブラック、サハラ
- サイズ: 47.3×47.3×13.45mm(心拍ベース除く)
- 重量: 89g(バンド含む)/61g(バンド除く)
- ボディ素材: ステンレススチール(ベゼル・バックパネル・ブリッジ・ボタン)、ポリマーアロイ (ミドルフレーム)
- ボタン: 4つ
- 防水グレード: 10ATM
- ディスプレイ素材: AMOLED
- ディスプレイサイズ: 1.39インチ
- 解像度: 454×454
- PPI: 326
- タッチスクリーン: ガラス素材+指紋防止コーティング
- バンド素材: シリコン
- バンド長さ: 140mm ~ 205mm
- バンド幅: 22mm
- バンド仕様: クラシックピンバックル
- バッテリー容量: 500 mAh(標準値)
- 充電方法: マグネット式充電器
- 充電時間: 約2時間
『Amazfit Falcon』or『Amazfit T-Rex Ultra』あなたはどっち?
今回は2023年6月23日(金)に発売したばかりの『Amazfit Falcon』と『Amazfit T-Rex Ultra』を実際に使用してみた感想をご紹介しました。
それぞれ新機能が追加されており、特徴も異なります。ご自身の好みのデザインや使用する機能などに合わせて、最適なスマートウォッチを選んでくださいね!