モンベル『エコソープ』の概要をチェック! 日本製の環境に優しい洗剤でキャンプにおすすめ
今回ご紹介する『エコソープ』は、モンベルが展開しているエコプロダクツの1つ。エコプロダクツとは、登山者の出すゴミや排泄物が生態系に与える影響を問題視し「できることから始めよう」を合い言葉に開発された製品です。
まずは、エコソープの概要をチェックしていきましょう!
モンベル『エコソープ』
- 種類:50ml、200ml
- 価格(税込み):50ml/576円、200ml/786円
- 用途:綿・麻・レーヨン・合成繊維・食器・調理用具
- 成分:純石けん分(30%、脂肪酸カリウム)、金属封鎮剤
モンベルのエコソープは合成界面活性剤を使用せず、天然植物油を原料としているのが特徴です。
合成界面活性剤とは化学合成により作られた成分のこと。家庭用の食器用洗剤のなかには、合成界面活性剤を使用している製品が少なくありません。
合成界面活性剤入りの洗剤は安価かつ洗浄力が高い反面で、成分によっては川や海に流れても微生物が分解できなかったり、分解に時間がかかったりするケースも。自然への負荷が懸念されることから、合成界面活性剤入りの洗剤を使えないキャンプ場もあります。
しかし、エコソープは合成界面活性剤を使用しておらず洗い流した石けんは微生物によって分解されるため、環境に優しい液体石けんなのです!
モンベル『エコソープ』のおすすめポイント! 実用性も兼ね備えたキャンプにピッタリな環境に優しい洗剤
ここからは、エコソープのおすすめポイントを紹介します。環境に優しいだけではなく、実用性もバッチリな液体石けんです!
高い洗浄力
エコソープのおすすめポイント、1つ目は高い洗浄力です。
環境に優しいとはいえ、合成界面活性剤無添加だと洗浄力が気になりますよね。そこで、実際にキャンプで使用して洗浄力を検証してみました。
バターをたっぷり塗ったホットサンドメーカーを洗ったところ、油汚れが残ることなく、すっかりキレイに。この他にコップやナイフも洗いましたが、最後まで泡立ち具合もバッチリでした。
エコソープの洗浄力は、食器用洗剤として申し分ありません!
衣類にも使える
モンベルのエコソープは衣類に使える点も注目ポイント。綿・麻・レーヨン・合成繊維の洗濯に使えるので、普段の生活でも環境に優しい洗剤を使いたい人にピッタリです!
なお、ダウン・ウール・シルクなど、動物性繊維の洗濯には使えないので注意してくださいね。
モンベルからはダウン専用のクリーナーも販売されているので、気になる人はあわせてチェックしておきましょう。
▼こちらの記事ではモンベルのダウンシュラフの洗い方を紹介しています!
用途に合わせた2サイズ展開
モンベルのエコソープは、50mlと200mlの2サイズ展開です。
50mlは手のひらサイズのコンパクトなボトルで、アウトドアでの持ち運びにピッタリ。自宅用やファミリーキャンプで使うなら200mlがおすすめです。
なお、価格は50mlが576円、200mlが786円です(いずれも税込み)。日常使いをするなら200mlのほうが断然コスパ良好ですよ。
▼究極のナチュラル洗剤『ソープナッツ』にも注目!
モンベル『エコソープ』の気になるポイント! 合成界面活性剤入りの食器用洗剤と比べるとお値段が高め
合成界面活性剤入りの食器用洗剤は、容量200ml前後でお値段は200円ほど。一方で、エコソープは200mlで税込み786円なので、お値段がやや気になります。
エコソープに限らず環境に優しい洗剤は、安価で手に入る合成界面活性剤入りの洗剤と比べると、高めの価格設定であるケースが多いです。
価格が気になる人は、キャンプやアウトドアのときだけは環境に優しい洗剤を選ぶなど、できる範囲から使うのもおすすめですよ。
▼こちらの記事ではコスパ◎な環境に優しい洗剤も紹介!
モンベルの環境に優しい洗剤『エコソープ』に要注目! 自然に寄り添ったキャンプを実践しよう
今回は、モンベルの『エコソープ』をご紹介しました。
自然由来の成分ながら、洗浄力バッチリで実用性も高いエコソープ。持ち運びやすい点や衣類にも使える点など、環境に優しい以外のメリットもたくさんあります。
また、モンベルのエコプロダクツにはガベッジバック(ゴミを持ち帰るためのバッグ)や、フリースの製造過程で出た切れ端をリサイクルした人形などもあるので、あわせてチェックしてみてください。
今回の記事を参考に、キャンプや普段の生活で環境に優しい洗剤を取り入れてみてはいかがでしょうか。
モンベルのエコプロダクツについてはこちらをチェック!