【実際に設営】一人で簡単に設営できる7つの工程
「サーカスST DX ブラック フロントフラップ スペシャルパッケージ」の設営は、どこにゴールを置くかにもよりますが、基本的には簡単で、一人でもさほど難しくはありません。
今回は私なりに「このやり方ならトリポッドまで簡単にいけるなあ」という方法を模索してみましたので、トリポッド使用、フロントフラップ使用(いわゆるフル装備)までを説明してみるようにします。
【1】テントのパーツをチェック
「サーカスST DX ブラック フロントフラップ スペシャルパッケージ」のバッグは2つあり、「幕体」「トリポッド」に分かれています。
さらに幕体のバッグのほうにはフロントフラップも含まれており、完成形によっては不要になってくるパーツもあるので注意が必要です。※今回は通常のセンターポールは使用しません。
それらも含め、必要なものが全部入っているかは説明書と照らし合わせて確認をしましょう。
【2】ガイドテープを使って、5箇所をペグダウン
サーカスTC時代からお馴染みの5角形のガイド。
公式ホームページではトリポッド使用時、こちらの使用は推奨されていないのですが、私は慣れもあるので、このガイドとガイドテープを使っていきます。
使い方は簡単。
ガイドの中央に軽くペグを打ち、そこにガイドテープを繋げて引っ張ります。テープをぐるりと回しながら、ガイドの頂点5箇所に来たところで、それぞれテープの先端辺りにペグを打って行きます。
計5本。これがテント本体、裾部分の頂点になります。
【3】テント本体の裾3箇所をペグにひっかける
テント本体を広げ、裾の5箇所のうち3箇所をペグに引っかけておきます。
残りの2箇所はトリポッドを入れやすくするため、この段階では引っかけません。なお、テントの向きを間違えないようにしましょう。
サーカスの五角形は慣れないと混乱しそうになりますが、入口のファスナーは、テントに向かって左側に来ます。
また、この段階で、テントの一番上になるベンチレーターの柱を立て、組み上げておきましょう。
立ち上げ後、ここまで手が届かないためです。
【4】途中まで組み立てたトリポッドをテントの中に入れる。
トリポッドは、必ずあらかじめ3本ともポールを1か所ずつ、途中で折っておきましょう。先にすべてのポールを繋げてしまうと、どう頑張ってもテントの中に入らないからです。
トリポッドの向きに気を付けながらテントの中心にセットしたら、テントの裾の残り2か所もペグに引っかけます。
【5】トリポッドのポールをすべて連結させ、テープをペグで固定する。
裾5箇所がすべてペグダウンされたら、入口のファスナーを開けてテント内に入り、トリポッドのポールをすべて連結して、立ち上げます。
この時、こまめに上を見上げて、トリポッドの頂点がテントの頂点からズレないように気を付けましょう。完全にテントが立ち上がったら、トリポッドのポールの先端のテープをテントの中心に向けて引っ張り、ペグダウンします。
ここまで来たら、裾のテープを締め上げ、ガイロープ5本と、裾の長辺部分にあるループをペグで固定しましょう。
これでひとまずトリポッドサーカスが完成します。
【6】サイドフラップを立ち上げる。
サイドフラップを立ち上げる時は、入口の裾のグロメット(穴)に細いポールを挿し、引っ張りながら立ち上げて、輪状に結んだロープを引っかけて反対側をペグダウンします。
これだけですので簡単ですね。
【7】フロントフラップを取り付ける。
フロントフラップの取り付けをする際は、いったんサイドフラップのポールを外し、説明書の通りに接続パーツとフロントフラップを組み合わせてから、再度ポールを立ち上げます。この際、ポールを垂直にするようにします。
これでフロントフラップも完成ですが、画像のように、内側から文房具のダブルクリップでフロントフラップとサイドフラップを重ねて留めておくと、隙間がかなり小さくなり、虫の侵入や暖気が逃げることを防ぐことができます。