実際にDOD「カマボコテントソロTC」を使ってみて気になった点
つづいて、筆者が使ってみて気になった点もご紹介します。
TC素材とテント形状で致し方ない部分ではありますが、それ以上のメリットの方が多いという上で、解説致します。
気になる点1:雨に弱い
スペックでも記載しましたが、アウターの耐水圧は350mmです。
更にカマボコテントソロTCの場合、他社にあるような防水加工も施されていません。
傘の耐水圧は450mmなので、正直、多少の雨なら神経質になる程ではありません。
カマボコ型テントは、ヘキサタープと組み合わせると見栄えと相性が◎です。気になる方はヘキサタープとの併用をおすすめします。
サイズ:(約)W420×D420cm
収納サイズ:(約)W55×D14×H14cm
重量:(約)3.0kg
最低耐水圧:350mm
材質:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)
付属品:ロープ、キャリーバッグ
※ 本製品に使用されているポリコットン生地は、防水コーティングされたポリエステル生地などとは異なり、水分を吸収した際に綿素材が膨張し、雨漏りを防ぐ構造です。そのため、張り方が弱いときや、長時間の雨に濡れた際には内部に雨漏りする場合があります。また、濡れたまま保管をすると科学繊維に比べてカビが生じやすいためご注意ください。
※ ポール、ペグは付属しませんのでご注意...
気になる点2:TC素材がゆえの乾燥メンテナンスが大変
TC素材は、生地が呼吸するため非常に柔らかい素材です。
水に濡れた状態で収納すると、カビの原因となります。必ず乾燥させて収納することが大事です。
カマボコソロTCの場合、スカート部分までTC素材感が使用されており汚れにも弱いので、泥はねなど気になるかもしれません。
気になる点3:ペグ打ちが多い
ペグ打ちが多いのは、カマボコ型テントの唯一の宿命ではないでしょうか。弧を描くポールで空間を確保するには、ペグを多く打ち込むしかありません。
カマボコソロTCも、外ロープを含めると全部で16本のペグ打ちが必要であり、地面が芝生であればいいですが、ペグが入りづらい地面だとなかなかしんどいです。
DOD「カマボコテントソロTC」はどんな人におすすめ?
カマボコテントソロTCのメリット・デメリットを含め、特徴と魅力から以下のようなキャンプがしたい方におすすめなテントです。
- お座敷キャンプスタイル:空間を存分に活かせる!
- あぐらチェアスタイル:前室で焚き火をしながら
- 巣ごもりキャンプスタイル:広いのでテント内で完結できる
カマボコテントソロTCは、室内高120cmと低いため、室内で立って着替えるのは難しいです。
常にゴロゴロしながら着替え、そのまま横になっているような巣ごもり感覚があります。
おすすめは、お座敷キャンプスタイルです。
地面との目線が近い事でいつもと違ったキャンプができ、筆者はこのテントを使用する時はあぐらで焼き鳥をチビチビ焼いている時が、たまらなく居心地がいい時間です。
お座敷スタイルなので、整地されたキャンプ場での設営をおすすめします。
DOD「カマボコテントソロTC」で開放感のあるおこもりソロキャンプを楽しもう!
今回、いくつか持っているテントのうちの、DODカマボコテントソロTCをご紹介しました。
カマボコ型テントはこれしか持っていませんが、極めてオープンワイドに使用できるソロテントです。
割とすぐに売れてしまうため、再販までの期間が長く、他人と被りにくいという点も筆者にはメリットであり、未だ被った事はありません。
この記事で興味が出た方は、HPなどでチェックして頂き、是非!前室の広さと居心地の良さを体験していただけたら幸いです。
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