寝具メーカーがつくる「カリンシア」の寝袋は最強!ミリタリーシュラフのシェアは世界No.1
NANGA(ナンガ)やモンベルなどのシュラフは日本でも有名ですが、『CARINTHIA(カリンシア)』は知らない方も多いかもしれません。
実は世界では高いシェアを誇る「カリンシア」のシュラフ。
どんなブランドなのか、まずは簡単にご紹介します。
CARINTHIA(カリンシア)ってどんなブランド?
カリンシアは、約70年前にオーストリアの登山愛好家が設立したヨーロッパ最大手の防寒具メーカー「Goldeck texil」社のブランドです。
防寒具・寝具のプロの職人が、技術をシュラフに成形し快適な寝心地を追及しました。
カリンシアのシュラフは世界でも高い評価を受け、ミリタリーシュラフの世界シェアはNo.1です。
フィンランドやNATOなどEU27ヶ国の軍隊で使用され、インドの山岳警備隊などでも使用されています。
特殊部隊との長期的な協力関係で特別に開発された製品であり、軍隊の他に世界の冒険家も愛用するブランドです。
南極大陸の調査団でも、物は違えどカリンシアが開発した製品が使われています。
独自開発の3つの高品質性能がすごい!
他のブランドと違うカリンシアのシュラフの特徴は、独自に開発した高品質機能がいくつも備わっているということ。
なかでもこちらの3つの性能のおかげで、他にはない快適な寝袋を実現しています。
- 高品質な中綿「G-LOFT」
- 撥水・防風性を兼ね備えた生地「Shellproof」
- 暖かさを逃さない!NASAの技術を使用した素材「Thermoflect」
1. 「G-LOFT」
カリンシアのシュラフには、“ダウンを超える暖かさ”を追求した高品質な中綿「G-LOFT」が使われています。
一般的にダウンは水に弱く、他の化繊は結露などで濡れると保温性が保たれません。
一方「G-LOFT」は高い耐水性のおかげで、雨や雪に濡れても本来の保温力が維持できます。
暖かさ、軽量化、通気性の良さを兼ね備えた万能な中綿が「G-LOFT」です。
さらにカリンシアのシュラフは、G-LOFT繊維の特殊コーティングにより丸洗いも可能。
濡れても乾きやすく、何度洗っても本来の性能を損なうことなく、いつでも清潔に使えるのがポイントです。
2. 「Shellproof」
シュラフの裏地は「Shellproof」という特殊素材を採用しています。
柔らかくシルクのような肌触りで包み込まれている感覚であり、軽量化とストレッチ性も実現しました。寝具メーカーならではですね。
撥水耐久性、防風性、透湿性も備わっているため、寒い環境でも快適に眠れるつくりになっています。
3. 「Thermoflect」
NASAの特殊技術をもとに開発され、シュラフ内の保温維持を約11%も上昇させる効果がある高機能素材「Thermoflect」が使われています。
暖かさを逃さないので、冬キャンプなどの過酷な環境でも安心して眠れますよ。
CARINTHIA(カリンシア)のシュラフ「G280」はコスパも良く冬キャンプにおすすめ!
数あるカリンシアのシュラフの中でも、冬キャンでおすすめなのがGシリーズの「G280」。
コスパもよく冬キャンにはもってこいのシュラフであり、初心者から上級者まで幅広く使えます。
カリンシア「G280」の概要
快適温度 | -4.4℃ |
下限温度 | -11℃ |
極限温度 | -30.6℃ |
Mサイズ | 215cmx80cmx50cm(約1,600g) |
Lサイズ | 230cmx85cmx53cm(約1,700g) |
「G280」と同レベルの現行品を求めるなら
▼「G180」
「G180」も世界的に有名なドイツ人登山家・ヒューバー兄弟が愛用しているので、冬キャンプにも対応できますが、快適温度マイナスでのシュラフであれば、「ディフェンス4」もおすすめです。
▼「ディフェンス4」
中綿:G-LOFT ISO+Filling(高品質の複合繊維ポリマーから作られたG-Loftの中綿の構造は様々な意味で高品質のグースダウンに似ております
適応温度EN13537 (防寒具を着た状態での温度帯になります。):快適温度-8.8度 下限温度-15度 極限温度-35度 ※極限温度は一般的に代謝が低く、寒さに対する耐性が低い成人女性が、寝袋の入り口...