キャンプブームで冬キャンプを始める人も増えつつある昨今。この記事では、冬キャンプで「プロパンガス」をおすすめする理由をご紹介。寒さに強いガス缶とは?ガスの成分など詳しく解説します。

アメリカではプロパンガスが主流

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

日本では灯油をガソリンスタンドで給油できますが、筆者が住むアメリカでは、灯油はガソリンスタンで販売されていません。

その代わりというわけではないですが、ほとんどのガソリンスタンでプロパンガスが販売され、場所によっては自分の所有しているプロパンタンクにリフィル(詰め替え)をしてくれる場所もあります。

それほど、プロパンが身近なアメリカでは、アウトドア用のBBQグリルやヒーターもプロパンを使用するものが多く、小さなプロパンタンクもあり、OD缶に比べ安価で大容量。

よって、我が家は冬用のキャンプ用ヒーターは、プロパン燃料のIgnikの「FRECAN PORTABLE FIRE PIT」を使用しています。

これはガス燃料のファイヤーピットで、木を使わないので煙も出ずに、簡単にどこでも暖がとれて便利。ヒーターギアは燃料の消費が激しいですが、プロパンは雪の中でも使用でき、大容量で燃費がいいところも気に入っています。

季節によってガス缶の成分を使い分けよう

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

筆者の友達に冬にキャンプに行き「ガスバーナーが壊れて使えなかった」という人がいましたが、それはガスカートリッジが寒さで使えなかっただけでした。

彼らはそのため、用意していたBBQができず、結局レストランでご飯を食べに行っていましたが、せっかく冬のキャンプを楽しみに向かっても、ギアが使えないとキャンプの楽しみは半減してしまいますし、場所によっては死活問題にもなります。

冬の装備は夏と異なり、冬向きのガスカートリッジはプロパン成分の比重が重要なことを頭に入れておきましょう。ただし、プロパン比重が高くなればなるほど値段も高くなるため、10℃以下にならない場合はノーマル缶。10〜0℃ぐらいはハイパワー、それ以上温度が下がるようなら極寒用を使用するなど、TPOによってガス缶を使い分けしましょう。

ちなみに、ホワイトガソリンギアは手間がかかりますが、寒い場所でも火が安定しており、冬向き。冬も頻繁にキャンプに行くようなら個人的には、冬は寒さに強く燃費がいいホワイトガソリンギア。他の3シーズンは、ノーマルガス缶を使用するギアを使用するのがおすすめです。

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