電源サイトを賢く活用するためのチェックポイント
冬キャンプにおすすめの電化製品をお伝えしたところで、ここからは、キャンプに行く前に知っておきたい電源サイトの5つのチェックポイントお伝えします。
【1】使用できる容量を事前に確認し、電化製品をチョイスする
10Aのサイトでは1000Wのセラミックファンヒーターを使うとほぼ他のアイテムが使えないことになります。セラミックファンヒーターを弱運転で500Wに抑えて使うのか? 諦めてホットカーペットと電気毛布にするのか? など事前に計画しておきます。
【2】電化製品に故障がないか家でチェックしておく
せっかくセラミックファンヒーターで暖まろうと思っていたのに故障していて使えない。なんて事があったら、キャンプが成立しないかもしれません。
少し手間にはなりますが、キャンプ準備の際にしっかり稼働するか確認しておいてください。
【3】外用の電源コードをお忘れなく
電源コードをレンタルしてくれるキャンプ場もありますが、自分で用意しておくのが安心です。実はこの電源コードにも容量があり、使いたい容量に合わせて選ぶ必要があります。さらに、延長コードやUSB電源タップなども用意しておくと、スマホやカメラなどの充電に便利です。
【4】キャンプ場に着いたら電源の場所確認
何も考えずにテントを設営してしまうと、電源コードが届かない場合があります。電源の場所と電源コードの長さをしっかり確認してから設営をスタートしてください。
【5】最悪の場合に備えて
基本は電源を使ってキャンプする予定でも、冬キャンプの油断は禁物。カイロや暖かいシュラフ、ダウンジャケット、ダウンパンツなど、電源がなくても暖かく過ごせる装備をしておいてください。さらに、ポータブル電源があればかなり安心感がアップします。
20Aまで使えるサイトで電源をフル活用したキャンプをしてきました!
【電源サイトで使ったアイテム】
- セラミックファンヒーター(1000W)
- ホットカーペット(450W)
- ミニ炊飯器(250W)
寒い日のキャンプはコットンテントを使うことが多いのですが、今回はセラミックファンヒーターの効果を最大限にするために、ポリエステルテントを使いました。ポリエステル素材は通気性があまり良くありません。裏を返すと、温めた空気が逃げにくいという事です。ポリエステルテントを閉め切って、クリーンに室内を温めてくれるセラミックファンヒーターを稼働させればかなり快適に過ごせます。
その日の天候やテントの大きさにもよりますが、テント内が乾燥してしまう場合があります。その場合は、小型の加湿器を置いたり、濡れタオルなどを吊るしておくと良いと思います。筆者は雨の日キャンプだったので、乾燥は気になりませんでした。
この時の外気温は約7℃で室内は18℃でした。さらに下にはホットカーペットがあるので、体感温度はもっと高かったと思います。
ミニ炊飯器を使ってご飯を炊けば失敗知らず。しばらく保温もしてくれるので、時間が経っても温かいご飯を食べることができます。
セラミックファンヒーターとホットカーペットの組み合わせは想像以上に暖かく、快適に過ごすことができました。
電源サイトなら冬キャンプ初心者でも暖かく過ごせます
冬は空気が澄んでいるし、星が奇麗に見えるし、虫も少ないし、実はおすすめのキャンプシーズンです。
最近は電源などの設備が整ったキャンプ場も多いので、まずはそんなキャンプ場で冬キャンプデビューしてみるのがおすすめ! 電源サイトでセラミックファンヒーターやホットカーペットを使ったあったかキャンプを楽しんでください。
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