ナンガ(Nanga)のシュラフは高級にもかかわらず最近勢いがある!
ダウンシュラフは色々なブランドから出ていますが、最近勢いがあるのはナンガだと思います。
高級なのでなかなか買えませんが、ブランドのイメージも良くとてもかっこいい。
ただ、「ダウンシュラフってなんとなくスペック等が複雑なのでどれを買えばいいか分からないと思って敬遠してる方」が結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
これからダウンシュラフを買いたいなという方が、1から自分自身で「ダウンシュラフにはこんな種類があって、これはこういう性能があるんだ」と調べるのも時間がかかるし大変だと思います。
今日はナンガにフォーカスしたお話ではありますが、ダウンシュラフについての詳しい説明も途中入れていこうかなと思っています。
これを覚えていただければ、そのシュラフがおおよそどんな性能をしているかが一瞬でわかるようになるので、是非最後まで見ていただければと思います。
ナンガ(Nanga)シュラフの見極め方は商品名! 大まかに判別可能
ナンガのシュラフは『商品名の付け方』を押さえておけば、お店に行った時とかに「下げ札(スペック)」を見なくても大体その商品がどんな性能をしているかっていうのが分かるんです!
例として「オーロラライト450DX」という商品を使って説明していきますね。
生地やダウンの種類
ナンガにはいろいろな種類の生地やダウンがあります。
・UDD(ウルトラドライダウン)
撥水性能を持ったダウン
・オーロラテックス
防水加工された生地
・オーロラライト
オーロラテックスよりも薄い生地
・アプローチシンセティックファイバー
化繊(羽毛ではなくポリエステルの綿)
・これに該当しないもの
ダウンバッグ(商品名)やナノテックス
この場合だと生地にオーロラライトを使ったシュラフですっていうことが一発でわかります。
ダウンの使用量
続いて450という数値なんですがこれは単純にダウンの使用量です。
この寝袋は450g のダウンを使っていますということですね。
ダウンの性能
1番右のDXって書かれている部分はダウンの性能を指しています。
ナンガについては使っているダウンは原則650FP(フィルパワー)以上のものになっているのでここに何も書いてない場合やスタンダード(STD)と書かれている場合はそのまま650FPのダウンが使われています。
DX(デラックス)になってるとより性能が良い770FPのダウン。
SPDX(スーパーデラックス)になっているとグースの860FPのダウンになってます。
ナンガのシュラフは、カタログ記載されてる商品の他に「ショップの別注品」というのが多くて、実は別注品の方が値段が安いので購入の選択肢に入ります。
「結局どのショップのものがコスパがいいの?」となった時でも、この見方を覚えておくと「ここのショップの別注品はこんなスペックなんだな」というのが一瞬でわかるようになります。
冬用かどうかの見分け方はダウン量
ナンガの製品って基本的にダウン量600g 以上のものは冬用モデルという扱いになっています。
ちなみに、ナンガシュラフの冬用モデルは、縫製方法がシングルキルトからボックスキルトに代わって、ショルダーウォーマーとドラフトチューブがつくようになります。