女子一人で徒歩ソロキャンプに挑戦しようと思った理由と魅力
まずは、今回「徒歩ソロキャンプ」に挑戦してみようと思った理由と、筆者の考える徒歩ソロキャンプならではの魅力をお伝えします。
挑戦しようと思った理由
普段から筆者は年間平均80泊ほどキャンプをしており、そこそこ経験はあるのですが徒歩キャンプは未経験。
そこでふと、「自分ひとりの力でどこまでできるんだろう?」そんな思いが湧きおこってきたのです。
そして、どうせチャレンジするならバックパックを背負って自分の足を使う徒歩で行こう!と、理想が先走る形で準備開始。
今回、おもいきって徒歩ソロキャンプに挑戦してみることにしました。
オートキャンプにはない魅力
筆者がなぜ徒歩にこだわったかというと、オートキャンプにはない魅力を感じたからです。
さらに、ソロキャンプなら自由度が高いと考えました。
徒歩ソロキャンプの魅力は
- 同行者がいないのでマイペースで動ける
- 時間を自由に使える
- 飲酒運転の心配なし
- 自分の足で目的地に到達する達成感を味わえる
などがあげられます。
「徒歩ソロキャンプに行くぞ!」と決意した瞬間からワクワクし、元気がでてきました。
しかし、すべてが順調だったかというと答えは「ノー」です。
どんなことに苦労したか、大変だったことを4つにまとめてご紹介します。
さらに、それぞれの筆者なりの解決策もあわせて紹介するので、これから徒歩ソロキャンプに挑戦してみたい!と思っている方はぜひ参考にしてみてください。
「女子徒歩ソロキャンプ」大変なこと1:公共交通機関で行けるキャンプ場が見つからない
一番大変だったと感じたのはキャンプ場選びでした。
今回は、初めての徒歩キャンプなので、キャンプ場選びに苦戦しました。
徒歩キャンプのキャンプ場選び手順
- 自宅から2時間以内の距離
- 最寄り駅から徒歩20分以内
- 区画サイト
- スマホがつながる
- レイトチェックアウトまたはデイキャンプを追加し
といった条件で、以下の手順で探しました。
- 自分の行ってみたいキャンプ場をネットやガイドブックを参考にリストアップ。
- キャンプ場公式サイトや地図アプリ、乗り換え検索アプリでアクセス方法をチェック。
- キャンプ場公式サイトや口コミ、YouTubeなどで行程をイメージする。
キャンプ場のチェックを始めると、公共交通機関でラクに行けるキャンプ場は思ったより少ない印象でした。
せっかく見つけ出しても、バスが路線ごと廃止されているようなところもあり「ここ!」という場所が見つかるまでにずいぶん時間がかかってしまいました。
なんども検索し20か所くらいは調べたでしょうか。
気に入ったキャンプ場が見つかるまで根気よく探しましょう。
【解決法】乗換アプリを複数使う
ネックは交通機関でした。自治体が運営している公園や青少年向け施設にあるキャンプ場にはバス停が近くに見つかることが多いようです。
乗り換えを調べるときに使うアプリも、行先が同じでも表示される経路が違うことがあるので複数使うのがおすすめ。
「女子徒歩ソロキャンプ」大変なこと2:徒歩で運べる荷物には限界がある
多くの荷物を1人で持たなければならない
筆者は登山キャンプの経験があり、安全に登るためと思えば思い切って荷物を減らせるのですが、キャンプが主体となると「焚き火がしたい」「おいしいキャンプ飯を食べたい」「お気に入りのチェアを持っていきたい」など、夢は膨らむばかり。
楽しみや快適性を追求しだすとそれなりにギアが必要になり、1点増えるごとに重量が数百グラムずつ増えてしまいます。
重くなるとどんどん体に負担がかかっていくので要注意。今回は雨の予報だったので焚き火をあきらめ、荷物が重くなるのを防ぎました。
【解決法】優先順位を決めて持っていくものを限定する
「夢=重量」と心得て、やりたいことや持ち物を厳選しましょう。
- やりたいことの優先順位を決め、優先度の高いものからパッキングする
- 用途が重複しているものは極力1つのギアにまとめ軽量化する
- ギアリストを作ってそれぞれ重さを記録し、総重量をシュミレーションする
- 事前にパッキングをして、最低でも10分くらい家の周りを歩いてみる。どれくらい負担がかかるのか体感すると、重量調整の目安になる。
- 状況に応じザック、キャリーバッグ、手さげバッグなどを組み合わせて、容量を増やす。
- 焚き火道具などは重くなりがちなので、現地でレンタルしてもOK
特に、女子の場合はメイク道具や着替えなども重要なアイテム。
100均ショップなどで手に入る詰め替えボトルや圧縮袋などを活用して、最小限に抑えるのがコツです。
バックパックは40〜50Lのザックが扱いやすくおすすめです。
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