エビデンスとは「根拠」「裏付け」といった意味を持つ言葉。『エビデンスを頂戴!』シリーズでは、キャンプにまつわる「ソレやったらダメらしいよ」のエビデンスを専門家に聞いちゃいます!今回取り上げるのは、直火での焚き火に関するアレコレ。農研機構農業環境研究部門広報担当の方に、直火の焚き火に関するエビデンスを頂戴しました!※本記事は2021年9月8日に発売された「fam_mag Autumn Issue 2021」の特集企画に加筆・修正を加え再構成したものです。
fam_magが出した持論がこちら!
●直火でも地中の微生物にさほど大きな影響はなし
●自然へのダメージを減らすための配慮は必要
よく言われている、「直火で微生物が死滅してしまうと、環境に悪影響を与えてしまう説」については、大した影響がないという結果になりました。
とはいえ、直火のすぐ下の微生物は死んでしまう可能性がありますし、植物は枯れてしまいます。
微生物以外に周辺の草木に燃え移って火事に繋がったり、景観を損ねてしまったりする可能性も。
直火OKなキャンプ場であれば良いですが、何を大切にするのか、その範囲を自分なりに考えた上で焚き火を楽しみたいですね。
書籍「キャンプのあやしいルール真相解明」をチェック!
今回ご紹介した情報は、fam_mag_mag Autumn Issue 2021と、キャンプにまつわる定説の真偽をまとめた書籍「キャンプのあやしいルール真相解明(山口健壱・著)」を元に作成しています。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。