無人航空機の登録をしないと航空法に基づく罰則が科される
「無人航空機の登録をしないとどうなっちゃうの……?」と心配される方も多いかと思いますが、登録をせずにドローンやラジコンなどの無人航空機を飛ばすと、航空法に基づき、50万円以下の罰金か1年以下の懲役を科されてしまいます。
無人航空機は、知識なく気軽に飛ばせるものではありません。正しく使わないと思わぬ事故に繋がる恐れがありますので、必ず法律に定められた手順を踏み、正しく安全に使いましょう。
▼ドローンの基礎知識を学びたい方はこちらの記事をチェック▼
※上記の記事は無人航空機の定義が「重量が200gのもの」とされていた2020年時点の情報となります。
機体登録が必要なドローン
ここまで理解できたら、次はあなたのお持ちのドローンが無人航空機の登録が必要かどうか確認していきましょう!
登録制度の対象は100g以上のドローンやラジコン機も
これまでの無人航空機の定義は「重量200g以上のもの」でした。しかし、今回の登録制度の対象は「100g以上のもの」へと改定されています。
ハイクオリティな空撮が可能と人気を博した、200g未満・手のひらサイズの小型ドローン『DJI Mavic Mini』なども対象となりますので、「軽いから対象外だろう」と考えず、必ずお持ちの機種の重量を確認してください。
【小型 軽量199 g】ドローンMavic Miniは200 g以下の重さで、一般的なスマートフォンとほぼ同じ重さです。手軽にどこでも持ち運べます。
【2KM HD動画伝送】ドローン Mavic Miniの専用の送信機は、約2 kmまでのHD動画伝送に対応。脱着可能な操作スティックは、送信機内に簡単に収納できるので、携帯性抜群です。
【2.7K HD動画 12MP写真】ドローンMavic Miniは、...
また、ドローンだけではなくラジコン飛行機も対象となりますので、こちらもあわせて確認が必要です。
無人航空機の登録は有料! 申請方法・本人確認方法により登録費用が異なる
無人航空機の登録には、新規登録および更新申請の手続きで登録手数料がかかります。
申請方法や本人確認方法により登録費用が異なりますので、以下を参考にしてください。
申請方法 | 1機目 | 2機目以上(1機目と同時申告の場合) |
---|---|---|
個人番号カードまたはgBizIDを用いたオンラインによる申請 | 900円 | 890円/機 |
上記以外(運転免許証やパスポートなどを用いたオンラインによる申請) | 1,450円 | 1,050円/機 |
紙媒体による申請 | 2,400円 | 2,000円/機 |
登録手数料の納付は、インターネット上でのクレジットカードによる決済や、インターネットバンキングおよび金融機関ATMを利用した電子納付も可能。
デジタルでの納付の方が紙媒体によるアナログな納付よりも手数料がかからないためおすすめです。