SOTO「ミニマルホットサンドメーカー」はホットサンドメーカーの弱点が解消されている!?
2022年のSOTOの新製品「ミニマルホットサンドメーカー」の特徴を詳しくみていきます!
どんな特徴があるの?
メカメカしいデザインをしています。
箱の裏を見てみましょう。
コンパクトになるホットサンドメーカーということで、ハンドルが折り畳み式でホットサンドメーカーの弱点である長くて嵩張るという点が解消されています。
そして上下を分離してフランパンとして使いやすくしている着脱式です。
同社製のST -310などのバーナーを使った時に、ホットサンドメーカーを広げた状態で、地面についても調理面が安定するそうです。
バーナーに乗せている時というのはバランスが悪くなりがちで、しっかり手で持っていなければならないイメージですが、これなら安定感がありそうです。
サイズは使用時幅136×奥行339×高さ39mm、収納時幅136×奥行192×高さ53mmです。
すごいですよね、収納時20cmくらいまでのケースにおさまるということですよね。
重量630gというのはホットサンドメーカーにしてはそこまで軽くはないですが、その分厚みがあって、美味しく焼けるのならメリットに感じます。
ただ、この折り畳み機構に重さが行っている可能性はありますよね。
内部はフッ素樹脂コーティングがされてます。収納ポーチも付いていて日本製です。
開封
早速開けていきましょう。
かっこいいなこれは。
こういうメカメカしいデザインって刺さる人には刺さるんじゃないかと思います。
こういう角張りつつ色々なところにポチッと色々なものが付いているような、アルミ製ですが鉄っぽさも強調されているような、この感じのかっこよさ、伝わりますかね。
さあ、デザインばかりに見惚れていても仕方ないので、物を見ていきましょう。
折り畳みハンドルということで、ロックされているので、バチッと外して伸ばすとガチャっと。
いい感触ですね。
持ち手の付け根を少し開いて畳む。
そしてハンドルを握ると固定されて安定感があります。
この状態だとガタつきはほぼありません。
重量は630gということで、ハンドルを持つとそれなりの重みは感じますね。
中を開きます。
シンプルな金属のカタマリ感がいいですね。本体は結構厚みがあります。
そしてこのままだと外れないけど、いっぱいに開くちょっと手前でパカっと取れます。
片方だけなら重さ半分なので、フライパンとしては軽々使えそうです。
全体的な作りとしては重みがややあるけども、見た目がかっこよくてタフで丈夫な感じです。
中は色はシルバーですが、フッ素加工されているということで、使い勝手、お手入れもしやすくていいですよね。
ちなみに挟んだ状態をキープするときは収納時に使っていたクリップを下げます。
では、このかっこよさを隅々まで見てみましょう。
メカメカしいボディに、MADE IN JAPANの刻印が入っていて、この挟んでかちゃっと当たる部分に滑り止めと緩衝材としてシリコンチューブがついている。
それ以外はオール金属製でできています。ものすごい重厚感のあるホットサンドメーカー。
カッコ良いですね、こいつは。
付属のケースがついていたので、入れてみると結構ギリギリぴったりなケースでした。
あまりキツいと苦手な人もいるんじゃないかな。
今年のキャプテンスタッグの新製品のホットサンドケースは、クッション素材なので、こういうものの方が本体が守られる感じで、コンパクトでいいですね。
大手ブランドが出した新製品ということで、決して安くはありませんが、欲しくなっちゃう要素がありますよね。
まずハンドルが折り畳めるというのが画期的。そこに筆者好みのメカメカしいデザインが加わっているので、これは欲しくなってしまいます。
お手入れの際の注意事項
説明書には日常のお手入れ方法が書いてあります。
フッ素コーティングされているので、金たわしなど硬いもので擦るのはやめてください。食器用洗剤で汚れを落として乾燥させます。
つけ置き洗いなどもフッ素樹脂コーティングが劣化する原因となります。
リベットの部品などがまれに錆びることがあります。予防したい場合は食用油などを薄く塗っておくこと。万が一錆が発生してもクレンザーやタワシなどで、その部分は落としてもらっていいよと。
本体はアルミダイカストなのでIH調理器は使えません。
シーズニングは必要ありません。
むしろフッ素樹脂コーティングがありますので、空焚きをやりすぎると本体が変形したり溶けたり、またフッ素樹脂コーティングも損傷します。
この「ミニマルホットサンドメーカー」に限ったことではなく、今時売られているホットサンドメーカーはほとんど該当する事項ですね。
この説明書で親切なのは、ホットサンドの作り方を写真付きで載せてくれているところ。
これは初めてやる人もありがたいと思います。
SOTOミニマルホットサンドメーカーを他社品と比較
今やホットサンドメーカーは、世の中にたくさん出回っていますので、我が家にもたくさんあります。
以下のメーカーのホットサンドメーカーと重さを比較していきましょう。
- モンターナ 1枚専用グリルホットパン
- ベルモント ホットサンドメーカー
- DCM ホットサンドメーカー
- ダイソー ホットサンドメーカー
せっかくなので並べておいてみると、サイズ感がわかると思います。
普通のホットサンドメーカーがハンドルのせいで、かなり嵩張ってしまうのに対して、SOTOの新製品のコンパクト具合がすごいですよね。
やはりこれからのホットサンドメーカーは何か差別化するポイントがないと難しいと思うんですよ。
フッ素樹脂加工されたものが100円ショップで買えますし、ホームセンターでは1,000円ちょっと。もちろんアウトドア専門ブランドも色々なところが出してきています。
筆者の今までのお気に入りはこちらですね。
一枚だけで焼けるということで、長さも短くなるし、本体も軽くて扱いやすいということで、お気に入りではあるんですけど、ただ長さを比べてみると、折り畳みができるSOTOには勝てませんよね。
いいことづくめなようですけど、結構ずっしり感はあるんです。
SOTOのミニマルホットサンドメーカーは、測ってみると633.5g。
ベルモントは518.5g。DCMの税抜き980円は369g。ダイソーの1100円のホットサンドメーカーだと386g。そして、私のお気に入りのモンターナのコンパクトタイプは285,5gです。
メーカー名 | 価格 | 重量 |
---|---|---|
SOTO | 6600円 | 633.5g |
モンターナ | 1480円 | 285.5g |
ベルモント | 4015円 | 518.5g |
DCM | 1078円 | 369g |
ダイソー | 1100円 | 386g |
他メーカーのホットサンドメーカーはハンドルがチープだから軽いというのもあると思うんですが、やはりこのSOTOの折り畳むための部品や機構が備わるとさらに重さが増すというところもありますよね。
ただ、SOTOのミニマルホットサンドメーカーは重くてもサイズが小さいのは嬉しいので、筆者の中では車で普通にキャンプに行く時にはいいんじゃないかなと思っています。
バックパックに荷物少なめで行くようなキャンプには、軽さも考えるとまだモンターナかなという気もします。
世の中には他にも耳がカリッと焼けるものや、デザインが可愛いもの、すごく安いものなど、ホットサンドメーカーはメスティンのように多様化してきていますので、好みのアイテムはそれぞれ違ってくるかなと思います。