購入から4年が過ぎた我が家愛用のDODのテント『タケノコテント』。なんと気付けばフロアがベタベタに。『加水分解』を起こしてしまっていました……! お気に入りで愛着がありすぎるタケノコテントを、どうにかして復活させるべく、情報収集から『POLON-T(ポロン-T)』加工までをレポートします!

加水分解を除去したテントの撥水効果を検証 大雨時以外なら使えそう!?

画像17: 筆者撮影

筆者撮影

我が家のタケノコテント。2度の重ね塗りを経て、フロアシートのべたつきはなくなりました。

ただ、PUコーティングがなくなった分、生地が全体的に薄くなり、耐水性が下がった感はどうしても否めません。

シャワーで水をかけたときは水が浸透することはありませんでしたが、湿った地面に敷いたとき、生地が湿ってきてしまうことはないのか検証してみることにしました

画像18: 筆者撮影

筆者撮影

下が土の人工芝に水をたっぷり撒いて、水をちょろちょろと出した状態でフロアシートを敷き、水を入れたバケツを乗せて放置してみました。

バケツの重量で圧力がかかる箇所がどんな影響を受けるか、検証です。

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20分放置後。キッチンペーパーを当ててみましたが、濡れていませんでした

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1時間放置後にもキッチンペーパーを当ててみましたが、こちらは圧力がかかっていたところが濡れていました

さすがに水の溜まっているところに1時間放置したら水が滲みてきてしまうようです。

「POLON-T」の撥水加工は、フロアシートのPUコーティングのように表面に膜を張るような加工ではないので、どうしても耐水圧は下がってしまうと思います。

実際にはグランドシートを敷いてからの使用になるので、水はけの悪いサイトやよほどの大雨の時以外は問題なく使用できるのではないでしょうか

結論! テントのべたつきは解消されたものの耐水圧は下がる

画像19: 筆者撮影

筆者撮影

数日間の検証期間を経て、テントのベタつきは無事に解消されました!しかし、やはり当初の耐水圧をキープすることはできないことがわかりました!

繰り返しますが大事なことなので最後にもう一度。

「POLON-T」の加工は、テントの性能復活を保証するものではありません。加えて危険な薬剤であることも必ず頭に入れて、加工する場合はあくまでも「自己責任」でお願いします

大切なテントだから長く使いたい。加水分解のべたつきを解消したい方は参考に

加水分解してしまい、どうしようもなかったベタベタ箇所ですが、そのベタつきは無事に解消されました。

ただ、変色してしまった箇所はどうにもなりませんでしたし、最高クラスを誇っていた耐水圧5000mmは確実に下がっています。

グランドシートの併用は必須だと思いますし、使用シーンも天候など条件付きになるかと思いますが、生地同士がくっついて剥がれない!という設営時の難点はひとまず解消されました。

今後、いつまで我が家のタケノコテントが現役でいられるかわかりませんが、大切なテントだからこそ長く使いたい。使える間はさらに大事に使っていきたいと思います。

画像4: 【検証】テントが加水分解しちゃった!『POLON-T』でべたつきを除去して完全復活を目指すとあるキャンパーの体験記
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