冬の間我慢し続けたキャンプ……。春最初のお休みであるゴールデンウィークは、アウトドアのトップシーズンと言っても過言ではありませんよね。しかし、気候に恵まれているこの季節だからといって油断してはいけません! 特に初心者キャンパーにとって、GWのキャンプには見落としがちな危険が隠れているもの。筆者や友人が実際に経験した失敗談をもとに、詳しく解説します。
体験談② 雷雨・豪雨によりテント浸水ギリギリに!|春は天気が変わりやすい
通常、雷は夏から秋にかけて多くなると言われるのですが、昨年2021年は、5月から落雷が増えたというデータがあります。
近年、気象現象は「例年」とは異なるケースも増えており、筆者も数年前のゴールデンウィークに雷雨に見舞われたことがありました。
キャンプ場で雷が発生した場合は、速やかに大きな木や鉄塔から離れ、車内または丈夫な管理棟に避難してください。
洗い場やトイレなどは、トタンを使用している場合、落雷の危険があります。避難場所としては適しませんので、キャンプ場に到着したら避難できる建屋があるか必ず確認しておきましょう。
豪雨の場合、テント内に地面から浸水してくる可能性があります。テントの耐水圧が低い場合、テント内に雨水が滴ってくる可能性もあります。
筆者は、ゴールデンウィークのグループキャンプの時に、天気予報で予報されていなかった豪雨に見舞われました。
仲間が大きなブルーシートを持っていたので、みんなのリビングスペースのタープ連結部からの雨漏りにあうこともなく、やり過ごすことができました。
今回も命拾いです……!
豪雨対策として準備しておくべきギア
天気が変わりやすい春。さらに山や海など自然環境の中で楽しむキャンプですから、天気予報があてにならないこともあります。
突然の雨にも落ち着いて対処できるよう、豪雨対策として事前に準備しておくべきアイテムをご紹介していきます。
◆ブルーシートまたは大きなタープ
ブルーシートはホームセンターやワークマンでも購入できます。
『DDタープ』はタープとしても使い勝手がいいですし、以前ハピキャンの放送で、うしろシティの阿諏訪さんが教えてくれたCフライ張りなどにも使えます!
ひとつ持っておくととても便利だと思いますよ♪