「ガソリンバーナー」と「ガスバーナー」の違いは燃費や寒冷地での火力の差
キャンプで使用するバーナーも大きく分けると「ガソリンバーナー」と「ガスバーナー」があります。どちらも便利でキャンプには必須アイテムといえますが、敬遠されがちなのはガソリンバーナーではないでしょうか。そんなガソリンバーナーもコツさえ掴んでしまえば簡単に楽しむことができます。
一般的にガソリンバーナーは燃費が良く、寒冷地でも安定した火力を保てると言われていますが、取り扱いに慣れが必要です。一方ガスバーナーは手軽に扱えますが、燃料単価が高くなる傾向にあります。
どちらの燃料もキャンプ場はもちろん、アウトドアショップ、ホームセンター等で容易に入手することができ、機能面でもどちらの方が優れているかは一長一短。一言で判断するのは難しいです。
筆者はデイキャンプ(日帰り)ではガスバーナーを使い、キャンプ(宿泊)ではガソリンランタンと燃料を併用できるガソリンバーナー持っていくことが多いです。
状況や場面によって使い分けることができれば選択肢も広がるので是非取り入れることをおすすめしたいです。
今回ご紹介するのは、コールマン(Coleman)の定番ガソリンバーナー『フェザーストーブ』です!
コールマン「フェザーストーブ」のスペック・各部名称・ディテールをチェック
ここからはコールマン(Coleman)の定番ガソリンバーナー『フェザーストーブ』のスペックや各部名称、ディテールのチェックをしていきたいと思います。
『フェザーTMストーブ』スペック
サイズ | 約φ13×15.2(h)cm(脚をたたんだ状態) |
重量 | 約680g |
火力 | 最高時約2,125kcal/h |
燃料タンク容量 | 約330cc |
燃焼時間 | 約2.2時間 |
コールマン『フェザーストーブ』各部名称
写真は各部名称になります。
基本的構造は昔から変わらず、シンプルで扱いやすいのも特徴のひとつだと思います。
カラーはブラック一色のみの展開で、フェザーストーブという名前の通り、重量は約680gと軽量でコンパクトサイズ。
タンク下にある3本脚を折りたためばコンパクトに収納できるので、ソロキャン、ファミキャンはもちろん、災害用の常備バーナーとして所有するのもいいですね。
バーナー下部に製造年月日の刻印があります(筆者愛用のものは、2011年7月製造)。
すでに10年近く経っていますが、今のところメンテナンスなしでも全く問題なく使えます。
ビンテージ物でバースデーバーナーを探す場合はここをチェックしましょう。
バーナー部分は広く、鍋を置いても安定感があります。
十字型のゴトクは風防の役割もあるので多少の風で火が消えてしまうようなことはありません。
最高時火力は約2,125kcal/hあるので申し分ありません。
オールシーズン安定して火力を得られるのは、ガソリンバーナーならではですね。