コールマン最高峰テントが「マスターシリーズ」です。そのマスターシリーズの中でも、最上位モデルが「4Sワイド2ルームコクーンⅢ」。コクーンテントの3代目となる最新モデルの魅力を徹底解説!スノーピークのランドロック,Ogawaのティエラルンゴと比較をしながら、春夏秋冬と1年を通してキャンプに行かれる方に声を大にしておすすめしたいテントをご紹介します。
検証対象となるスノーピーク、Ogawaの最高峰テントと比較
ここからは、「4Sワイド2ルームコクーンⅢ」の比較検討の対象となる、スノーピーク, Ogawaの20万円クラス最高峰テントとの比較を行っていきたいと思います。
比較対象となるテントとしてスノーピーク,Ogawaをピックアップ
20万円クラスの「大型で高級感のある2ルームテント」の比較対象として、以下の商品をピックアップいたしました。
(1) スノーピーク「ランドロック」
(2) Ogawa 「ティエラルンゴ」
検討対象テントと徹底比較をします!
コールマン、スノーピーク、Ogawaのそれぞれの最高峰テントを徹底比較してみました。
メーカー | コールマン | スノーピーク | Ogawa |
---|---|---|---|
テントモデル名 | 4Sワイド2ルーム コクーンⅢ | ランドロック | ティエラルンゴ |
価格(税込) | 189,800円 | 189,200円 | 187,000円 |
生地の厚さ | 210デニール | 150デニール | 210デニール |
フライシート耐水圧 | 3,000mm | 3,000mm | 1,800mm |
広さ(約) | 670×400×220(h)cm | 625×405×205(h)cm | 620×300×210(h)cm |
リビングスペース奥行き(約) | 400cm | 312cm | 380cm |
フレーム材質 | アルミ合金 | アルミ合金 | アルミ |
メインフレーム太さ | φ19mm | φ19mm | φ16mm |
フレーム交差点の数 | 12ヶ所 | 7ヶ所 | 5ヶ所 |
サイドパネルの跳ね上げ | 4ヶ所 | 無し | 無し |
キャノピーポール付属 | 3本 | 無し | 2本 |
総重量(約) | 34kg | 22kg | 22kg |
注目ポイント | ◎天窓(クリアウィンドウ)があるのでテント内が明るい ◎風に対する強度が最強 | ◎アフターサービスが充実している(テントが濡れた時の乾燥サービス 8,250円+送料540円) | ◎インナーテントがTC素材で冬に暖かく夏は涼しい |
ここはちょっと・・なポイント | △重たい △サイズがでかいので区画サイトに収まらないケースあり | △相対的にリビングが狭め △キャノピーポールが別売り △専用オプションパーツが高い →合計金額が高くつく | △他2テントと比べると耐水&耐風が弱い |
スノーピーク ランドロックは・・・
- 付属のポールがなく、専用グラウンドシートなどのオプションパーツの値段が高めなので、スノーピークブランドで揃えていこうとすると、総コストはかなり高くなります。
- 生地の厚さが3つのテントの中では最も薄いので、他2つのテントに比べると「冬の暖かさ」「夏の涼しさ」がやや劣る可能性あり。
- インナーテントとリビングスペースの全長に対する比率が50%ずつなので、リビングスペースが狭めに感じます。(コールマンコクーンⅢ、Ogawa ティエラルンゴは、リビングスペースを広めに設定している)
- ただし、アフターサービスはダントツに良いです!特に、雨キャンプになってしまった時などに「乾燥サービス」が付いているのは心強いですよね。
Ogawa ティエラルンゴは・・・
- 生地の分厚さ、インナーテントがTC素材であることをを踏まえると、3つのテントの中では最も「冬暖かく夏涼しいテント」と言えます。
- ただし、3つのテントの中で耐水&耐風の強度は最も低いです。(とはいえ、これは最高峰テントとの比較の話)
それぞれのテントに素晴らしいところがあり、個々の推しブランドもあると思いますので、非常に甲乙がつけ難いっ!
いずれのテントも、それぞれのブランドの最高峰テント。決して安い買い物ではございませんので、ぜひ一度、店舗で実物をご覧になっていただいた上で購入を検討されることをおすすめいたします。
コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢをおすすめしたい人
ということで、「比較結果」と「私の主観」を含めまして、「コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢ」をおすすめしたい人は、ズバリこんな人です〜!
- テントの中で大人数でワイワイしたい人←リビングの広さはピカイチ
- 1年中キャンプをする人←真夏も真冬もOK
- 氷点下の真冬キャンプに行く人 ←締め切った時の広さと明るさが素晴らしい
- 「ふもとっぱら」など突風が吹くキャンプ場に行きたい人←びくともしません
- どんな天候でもタープを使わずテントだけで完結したい人←両サイドにも巨大なキャノピーがあります
- テント内の天窓(クリアウィンドウ)から空を眺めたい人←本当にプレミアムな体験ができます!
真冬もキャンプに行くようになったら「コクーンⅢ」に決まり!
コールマンの最高峰テント「コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢ」の魅力は伝わりましたでしょうか。
私はこのテントを手に入れてから、1年を通してどんなエリアへのキャンプも全く不安なく行けるようになりました!
特に【突風の吹くエリア】、【最低気温が氷点下になるようなエリア】へのキャンプには、めちゃめちゃ強いテントだと感じております!
真冬キャンプに行くようになったら、是非ともこの「コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢ」をご検討いただけたら嬉しいです。