とにかく切れ味が良い『ハイス鋼材(SKH51)』がポイント!
切削工具に使用されることが多い『ハイス鋼材』は、とても硬い炭素鋼で、包丁やナイフの中では上位クラス。
切れ味の良さはもちろん、耐久性が高いため、ハードな使い方が想定されるブッシュクラフトナイフに最適な鋼材なんです。
さらに『Northern Land エアステップ』では、硬度64のハイス鋼を熱処理で硬度61に調整。この調整により、靭性を高めて欠けにくく仕上げているのです。
『DLC(Diamond Like Carbon)コーティング』で不変・耐腐食・優れた硬度に!
『Northern Land エアステップ』に採用しているハイス鋼材。切れ味はいいのですが、炭素鋼ゆえにサビやすいというデメリットがありました。
サビにくくするために、試行錯誤の末、『DLC (Diamond Like Carbon)コーティング』を採用することになったのです。
この『DLC (Diamond Like Carbon)コーティング』とは、特別な表面処理技術で、金属の表面にダイヤモンド成分と炭素成分によってナノレベルの薄膜を作ること。不変性・耐腐食性・優れた硬度・低摩耗係数の表面にすることができる、希少価値の高い技術なのだそう。
サビにくくなるだけではなく、ハードな使い方をしても傷つきにくいのが嬉しいところですね!
水や汚れに強い『ダブルブラックキャンバスマイカルタ』をハンドル素材に採用
『Northern Land エアステップ』のハンドルに使用しているのは、アメリカ製のダブルブラックキャンバスマイカルタ。ナイフのハンドル材として支持されている素材で、水や汚れはもちろん、衝撃にも強く、アウトドアに適した素材なんですよ!
ちなみに、日本の段々畑からインスピレーションを受けたフォルムの『エアステップ』。米国のイーストコーストナイフショーで賞を受けたこともあり、独自の世界観がある美しいハンドルデザインなんです。
フルタングだからこそしっくりくる使い心地! バドニングがしやすい
『Northern Land エアステップ』は、ハンドルの後ろまでブレードが貫通しているフルタング。実際に使用してみたところ、ハンドルの形状がしっかりと手に馴染み、しっくりくる握り心地です。
バドニングをし始めたとき、ふと力をあまり入れることなくスッと刃が入るのに驚き**。とてもバドニングがしやすいナイフです。バドニング時の衝撃にも不安になることなく、安心して使えますよ!