コロナ禍で三密を避けられる上、リーズナブルに寝泊まりできるとあって、車中泊の人気が高まっています。興味はあっても、いざ挑戦しようとすると、準備すべきグッズや宿泊できる場所など、わからないことも多いのでは? そこで、車や場所選びのポイント、必要なギア、マナーなど、車中泊のイロハをまとめて紹介します。
車中泊でより快適に過ごすポイント! マナー&注意点も知っておきたい!
車中泊は、ちょっとした工夫で、ますます楽しく快適に。
ここでは、車中泊で車を便利に使うポイント、マナーやルール、注意点などについて紹介します。
マナーやルールを守る! 道の駅や公共駐車場などでは特に注意!
車中泊の人気が高まる一方で、利用者のマナーの悪さや、周囲への迷惑行為が問題視されることも。
特に道の駅や公共駐車場など、多くの人が利用する場所では、マナーやルールを守り、お互い気持ち良く過ごせるように心がけましょう。
以下は車中泊が可能な道の駅や公共駐車場での、車中泊におけるマナー違反の例です。
【マナー違反の例】
- エンジンのかけっぱなし
- ゴミの大量投棄
- トイレに残飯や汚水を流す
- 洗面所で食器や体を洗う
- 車外にギアを広げてのキャンプ
- 無許可の電源使用
- 長期滞在
- 適切な駐車マスを利用しない
該当するケースがないか、今一度、車中泊での行為を見直してみましょう。
上記のようなマナー違反が改善されないと、その場所が車中泊禁止になる場合も。
決められたルールやマナーを守って、心から楽しめる車中泊にしましょう。
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知っておきたいコツ!積載を工夫すると荷物を取り出しやすい&スペースを有効活用できる
荷物が多くなりがちな車中泊では、積載の工夫が、スペースの有効活用や、荷物の取り出しやすさにつながります。
車中泊を楽しむキャンパーさんたちが実践している積載の工夫は次の通り。
【積載のコツ】
- クーラーBOXやコンテナなど重たい大型の荷物を手前に置く
(車種:ダイハツ「アトレー」のキャンパーさん) - 重くてかたいものを下に積み、衣類やゴミなどを取り出しやすい場所に置く
(車種:トヨタ「ハイエース」のキャンパーさん) - あえて荷物を小分けにすることでデッドスペースをなくす
(車種:トヨタ「MR-S」のキャンパーさん) - 多くの荷物を効率よく積み込むために、車内用インテリアバーや荷物固定ベルトを活用
(車種:ホンダ「ステップワゴン スパーダ」のキャンパーさん) - 細かいものをなるべくコンテナに詰めて、積載しやすくする
(車種:スズキ「スペーシアギア」のキャンパーさん)
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車中泊で連泊キャンプするときのポイント! 場所選び・食事の工夫など
車中泊で連泊するときは、トイレ、お風呂、食事、ゴミ処理など、どうすればよいのか気になることがいっぱい。
そこで、以下に車中泊で連泊するときのポイントをまとめました。
【知ってきおきたいポイント】
- キャンプ場やRVパークを利用する
トイレ、シャワー室、ゴミ捨て場などの設備が整っている - 食材の保存にクーラーボックスを利用し、保冷剤に板氷を使う
板氷の解けた水は飲料水になる - 旅先で新鮮な食材を購入する・レトルト食品やフリーズドライ食品を常備する
- ラップ・アルミホイル・クッキングシートなどを活用して、食器や調理器具を汚さない
そのほか、道の駅、サービスエリア・パーキングエリアで仮眠をとるときは、耳栓があると、ほかの車の騒音に悩まされることなく、ぐっすりと眠れます。
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