群馬県にある『HOTAKANE BASE』は、廃校になった小学校を地元のコミュニティ施設やキャンプ場として活用している、一風変わった施設。校庭でキャンプができて、校舎にも入ることができる。年季の入った校舎は、雰囲気があって、ちょっとタイムスリップしたような感覚になれる。そんな非日常体験ができるHOTAKANE BASEに行ってきたので、魅力をとことん紹介する。

HOTAKANE BASEの良かった点と気を付けておきたい点

実際にキャンプに行ってみて、HOTAKANE BASEは他にはない魅力のあるキャンプ場だと感じた。

一方で、少し気をつけておきたい点もあるので、ここからは良かった点と気を付けておきたい点をまとめてご紹介する。

良かった点【1】学校でキャンプができる!

HOTAKANE BASEの一番の魅力は、小学校の校庭でキャンプができる点だ。

「大人が子どもにかえる場所、子どもがこころ踊る場所」というHOTAKANE BASEのコンセプト通り、大人から子どもまで楽しめるキャンプ場である。大きなテントでも設営できるサイトの広さ・就寝時間の設定・花火ができるなどのポイントから、特にファミリーにおすすめだと感じた。

学校でキャンプをするなんて、なかなかないシチュエーションなので、一度経験してみると面白いと思う。

良かった点【2】周辺に温泉がたくさんある

HOTAKANE BASEがある片品村周辺は、温泉施設がとても充実しているのも魅力だ。

HOTAKANE BASEでは、チェックインする際に、近隣にある「花咲の湯」と「ほっこりの湯」という温泉施設の割引券がもらえる。その他にも、インターネットで調べれば10か所ほど温泉を見つけられる。

ちなみに、我が家が行ったのは「花咲の湯」という温泉施設。花咲の湯は規模が大きく、食事をする施設があったりお土産売り場があったりと、ちょっとした道の駅のような感じで楽しめた。

画像: 著者撮影「花咲の湯」

著者撮影「花咲の湯」

露天風呂もあり、キャンプで疲れた身体を癒やすことができた。

よかった点③ アクティビティが充実

画像12: 著者撮影

著者撮影

前述した通り、HOTAKANE BASEは群馬県みなかみ町のアウトドアカンパニー「OneDrop」が運営している。そのため、OneDropが運営するカヌー等のアクティビティの申し込みも可能。

HOTAKANE BASEの受付付近にはアクティビティを紹介する看板もあるので、アクティビティを楽しみたい方は要チェック。ただし、アクティビティを実施しているみなかみ町までは、HOTAKANE BASEから車で40~50分ほどかかるのは気を付けておきたいところ。

我が家はみなかみ町でのアクティビティではなく、HOTAKANE BASEからもう少し少し近い、片品川で、ラフティングをやってきた。

画像13: 著者撮影

著者撮影

ラフティングは、子どももできて、大人もかなり楽しめる。HOTAKANE BASEへキャンプに来たら、こういったアクティビティをやることをおすすめしたい。

よかった点【4】ペットも宿泊可能

HOTAKANE BASEは、ペットを連れての宿泊も可能だ。多分、ペットは校舎立ち入り禁止だと思うが、筆者がキャンプをした際には、ワンコを連れてきているグループもいた。

我が家は今回はアクティビティをやりたかったのと、真夏のキャンプだったので、ペット(チワワ)は地元のペットホテルに預けた。

気を付けたい点【1】周辺にはスーパーないので買い出しは事前に!

HOTAKANE BASEの周辺にはスーパーがないので、事前に買い出しをしておくよう注意が必要だ。

唯一、車で10分くらいのところにセブンイレブンがある。お酒や軽食の買い出しには問題ないが、バーベキューの食材等を購入することはできない。また、個人商店もあるにはあるが、お酒が売っていなかったり、バーベキュー用の食材が売っていなかったりした。

HOTAKANE BASEからスーパーへ買い出しに行くとなると、車で30分以上かかる。現地で食材を調達するのであれば、高速道路を降りたあたりにあるスーパーに寄ってから、キャンプ場に向かうことをおすすめする。

気を付けたい点【2】校庭の水はけが悪い

今回、我が家はHOTAKANE BASEに2泊したが、両日とも雨に降られた。標高が高いせいか山の天気といった感じで、1時間くらいザーっと降って止んで、晴れ間が見えたかと思ったらまたザーッと降ってというのが2日間続いた。

雨量が多かったのもあると思うが、校庭の水はけがあまりよくなかった。

画像14: 著者撮影

著者撮影

雨が降ると校庭の足場がかなり悪くなるので、トイレに行くときなどに結構足が汚れてしまう。クロックスのような、すぐに洗えるサンダルがあると良いと思う。

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