キャンプの過ごし方に、抹茶を味わう時間「野点(のだて)」をプラスしてみませんか?長年茶道をしてきた筆者が、アウトドアで抹茶を点てるための道具の工夫や簡単な作法をお伝えします!

野点で知っておきたいポイント

茶道や野点で大切なのは「一服のお抹茶をおいしく味わうこと、味わってもらうこと」

おいしいお抹茶のためにできること、お伝えします!

茶道の作法を意識するなら、お菓子→抹茶の順番で!

「お客様はお菓子を食べてからお抹茶を飲む」という作法があります。

これは、「お菓子はお抹茶の引き立て役」という考え方があるから。

お茶を点ててくれている間にお菓子を食べ終わっておき、できあがったお抹茶はすぐにいただくという流れです。

点てたお抹茶は、時間が経つと冷めてしまったり味が変化したりします。

野点では、初心者さんは慌てないように、

  1. お菓子を食べる
  2. 抹茶を点てる
  3. お抹茶を飲む

という順番もおすすめです。

今回は「キャンプで気軽に野点」がテーマなので、絶対に守らなければいけない規則、というわけではありません。

臨機応変に楽しみましょう!

一緒に来た人に点ててあげましょう!

画像3: 筆者撮影 https://sadoguide.com/

筆者撮影

https://sadoguide.com/

せっかく家族や恋人、友達と来たのなら、お抹茶でおもてなしするのはどうでしょうか?

自分で点てて自分で飲むよりも、より会話が弾んで素敵な時間になりまよね。

コーヒーと同じ感覚で、抹茶も気軽に点て合いましょう!

ちなみに茶筅(ちゃせん)は、お抹茶を点てるのに使っただけなので、ひとりひとり使うたびに洗う必要はありません。

野点が終わってから、お湯や水で洗いましょう。

野点なら、茶道未経験でも大丈夫!

画像23: 筆者撮影 sadoguide.com

筆者撮影

sadoguide.com

野点の魅力とやり方を紹介してきました。

お料理やコーヒーやお酒と同じように、抹茶だって屋外で飲むと格別なひとときになるんです。

お抹茶が好きな人、茶道に興味がある人、一息つきたい人、キャンプに新たな要素を加えたい人、いろんな人に野点を勧めたいなあと思っています。

ほっと心が落ち着く抹茶、アウトドアでぜひ楽しんでくださいね!

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