キャンプの過ごし方に、抹茶を味わう時間「野点(のだて)」をプラスしてみませんか?長年茶道をしてきた筆者が、アウトドアで抹茶を点てるための道具の工夫や簡単な作法をお伝えします!
野点(のだて)ってなに?
めまぐるしい日常を離れてのんびり過ごせるキャンプやピクニック。おともにコーヒーも良いですが、新たな選択肢として「お抹茶」に挑戦してみるのはいかがでしょう?
茶道の楽しさのひとつに、「お抹茶を点ててお客様に飲んでもらう」というものがあります。それを屋外で行うのが野点(のだて)です。
野点の歴史は古く、500年以上前には行われていたと言われています。(千利休だって野点をしてたそう…!)
キャンプでハンドドリップのコーヒーをゆっくり味わうのは、道具と少しの知識があればできますよね。それと同じ感覚で、野点だって少し準備をすれば誰でも気軽にできるんです。
「野点」は茶道の経験がなくてもできるの?
結論は、できます!!!
今回紹介する野点で行うのは、”茶道”ではなくあくまで”お抹茶を点てて美味しく飲む”ということ。
「きっちりしなければ」「作法を完璧に守らなければ」といった意識は必要ありません。
アウトドア好きにこそ野点を勧めたい!
筆者は茶道経験者で、キャンプは未経験でした。夫はその逆で、キャンプ好きの茶道未経験者。
でも、今はふたりで楽しく野点もキャンプもしています♪
茶道はハードルが高いと思われがちですが、「そんなことないよ!茶道には誰でもできる野点だってあるよ!」って伝えていきたいと思っています。