「ヒスイ海岸」は本当の宝石が打ち上げられる場所 家族みんなでお宝探し!海が荒れた後が狙い目
「どやまらんど明日キャンプ場」から車で約15km(約25分)、あいの風とやま鉄道「越中宮崎駅」の目の前に広がる「宮崎 境海岸」、通称「ヒスイ海岸」に向かいました。
ヒスイ海岸は、その名の通り宝石の一種であるヒスイ(翡翠)が打ち上がることからその名がついた場所です。
市販されているヒスイの多くは深い緑色をしていますが、こちらに打ち上がるヒスイの多くは白くて、半透明であることが特徴とのこと。
硬さのある石なので、波に当たってもゴツゴツした形のままだということですが……
この中から探すとなると、なんとも難しそうです。
男性陣は看板に書いてあった通りに波打ち際を探していましたが、「これかな?」というものすら見つけられなかったようです。
女性陣は早々に見切りをつけて手頃な石を見つけて水切りをしてみたり、とりあえず石積みをしてみたり。石でいくらでも遊べます。
地元の方が日除けのテントを張って何人も泳いでいましたが、海水浴場には指定されていないということで、浜辺に監視員はいません。駐車場は有料(出入り自由500円)なので、そこには職員の方がいました。
駐車場から海へはすぐですが、砂浜を通った後に砂利部分を歩くので、お子さんはビーチサンダルよりマリンシューズの方が歩きやすくておすすめです。
駐車場にお手洗いと足を洗うための水道もありました。海水浴場ではなくても、比較的子連れで海遊びのしやすい場所だと思います。
超軽量でお子様の足に負担がかからない。ソックスのように足によくフィットして抜群な履き心地を持ちます。コンパクトに折り畳め、持ちやすいです。
伸縮性があり、お子様自力の履き脱ぎがとても便利、履かせもしやすいです。便利な靴ひも設計、サイズ感によって調節可。
滑り止めのゴムソールで滑り止め機能が十分。海や川、プール、ビーチなどのような場所で、お子様が自由に水遊びを楽しめます。
適用場所:海水浴、水泳、シュノーケリング、ダイビ...
富山の薬といえば「越中反魂丹(はんごんたん)」 お土産にもぴったりのレトロな薬や製薬体験も
「どやまらんど明日キャンプ場」から車で1時間。富山駅からほど近い場所にあるのが昭和11年創業の「池田屋安兵衛商店」。日本の伝統薬を中心に、和漢薬の世界を追及しているそうです。
昔ながらのレトロなパッケージのお薬や、漢方の販売をしています。2階は薬膳カフェにもなっています。
富山といえば薬売り。小学生くらいのお子さんがいるご家庭なら、ちょっとした地理歴史のお勉強に立ち寄ってみてもいいかもしれません。
お店の看板に書かれている「越中 反魂丹(はんごんたん)」とは、江戸時代に作られた和漢薬。明治時代には廃止になったものを現代の人々にも通用する新しい形の和漢薬として復活させたそうです。
お店の真ん中に昔の薬製造機があったので、動かしているところを見たいと申し出たところ、店内のお客様を集めて富山の薬作りの歴史や、お店の歴史を説明してくれた後、機械の実演、希望者の体験をしてくださいました。
つい数十年前までは薬を人の手で丸めていたり、実際に写真の機械を使って薬が作られていたりしたということで、現在と比べると衛生の概念がちょっと違ったということも肌で感じることができます。
現在はこの機械は使用せず、薬機法に基づいて製薬しているとお話がありました。
薬を丸める作業体験は、切り出したいくつもの薬の粒を木の板で一度に転がして〝まんまる〟にするというもの。
店員さんがお話ししながら簡単そうにやって見せてくれたので、子供でもできるのでは?と思いましたが、出来上がったものは薬の見た目にはほど遠く、隣の粒とくっついてしまったり、板からはみ出て落ちてしまったり、意外と熟練の技が必要な作業でした。
体験の記念に、置き薬の薬屋さんがおまけで置いていってくれる紙風船をいただきました。
もらった子どもは「???」と思いつつお礼を言い、横にいる私が「懐かしー!」と喜ぶというオチが付きます。
分からない方には教えてくださる様子だったので、「これなんですか?」と聞いても大丈夫だと思いますよ。