「どやまらんど明日キャンプ場」田園風景や富山湾が見渡せる!バンガローの設備も充実
今回ご紹介するのは「どやまらんど明日キャンプ場」。北陸自動車道・黒部ICより8km(車で約15分)とアクセスもよく、小高い丘の上に位置する住宅地にも近いキャンプ場です。
眼下を見下ろすのどかな田園風景、さらに富山湾や海に沈む夕日を眺めることもでき、都会の喧騒を離れゆったりできますよ。
概要
※2021年より寝具提供を廃止したとのことなので、必要な方は寝袋など寝具を持参してください。
「明日」と書いて「あけび」と読むそうです。当直スタッフの方は色々と親切で詳細な説明をしてくださりとても安心しました。
キャンプの醍醐味である「焚き火」に関しては直火は禁止。焚き火台があればもちろん可能とのことで、薪は肥料用袋にいっぱい入って300円という破格値で販売していました。
また、「何時まで薪を購入できるのか?」尋ねてみたところ、「管理棟に泊まってるから何時でもいい」という回答が。ありがたいことです。
☆焚き火台は各メーカーから様々なタイプが販売されていますのでこちらの記事を参考になさってくださいね。
6人用(小型)バンガローに宿泊
筆者は今回、家族と共に「6人用バンガロー(1棟1泊4400円)」に宿泊しました。すぐ横にバーベキュースペース(台)があるので使用ができるのかと思いきや、こちらの使用には別途510円がかかるとのこと。
自分でバーベキューコンロを持ってきた場合はバーベキュー台そばの砂利になっている部分で使用が可能でした。
また、タープを貼る場合はテントサイトにてテント一張りと同じ料金730円がかかるということでしたが、テントサイトがバンガローのすぐ裏のため、そちらを利用しているバンガロー宿泊者の方も多くいました。
我々は夕方に到着したため、砂利部分で火起こしをしました。
さて6人用バンガローの内部はというと...
洗面(水道)があるバンガローに泊まるのは初めてでしたが、こまめに手洗いができますし、洗面の際に他の利用者の方と一緒になることもないので、感染症の対策としても良いことだと思います。
2段ベッドが3台で計6人宿泊でき畳敷きとなっていました。真夏は上段のベッドをチョイスすると屋根が近いため大変暑いので、お子さんが利用する場合は注意が必要です。
我が家の子どもたちは下段のベッドでも暑かったようで、冷やした保冷剤を抱えて寝ていました。
ベッドの落下防止部分がベンチになっており(上写真右)、全て引き出すと6人が掛けられるようになっています。これはちょっとしたアイデアものですね。
バンガローの使用料が安価なのに、家電やトイレ、洗面所などの設備が手厚く、非常に快適に過ごすことができました。
ただ、キャンプ場内で子どもが遊ぶような設備はあまりなく、広場にバスケットゴールがあるものの、ボールの貸し出しや販売は無いようでした。
また、管理棟前に「どなたでもどうぞ」とプールがありましたが、水着に着替えて入るという感じの深さで、気軽に足を入れる感じのものではなく、滞在中に入っている方はいませんでした。
場内施設をご案内
東屋(あずま屋)からは綺麗な夕焼けが見えます。
場内に2ヶ所ある炊事場は新しくはないものの、清掃されとても綺麗な状態が保たれていました。
大型バンガローは25人用で2階建てです。団体での利用を想定しているだけあって、そばには屋根付きの広い食事スペース兼集会場がありました。
右手のお手洗いは水洗で、洋式もあります。いずれのバンガローにもトイレがついているので、テント泊の方のみが使用する場所ですね。
およそ5m間隔で番号がついていました。車はバンガローの方もテントの方も管理棟向かいの駐車場に停めて、リヤカーを使用して荷物を運びます。そんなに広いキャンプ場ではないので、雨が降っていない限りそこまで大変ではないと感じました。
「どやまらんど明日キャンプ場」は様々な遊具や設備が充実しているような広大なキャンプ場ではないため、キャンプ以外のことも体験してみたいと思う方は正直言って物足りないかもしれません。
しかし、料金設定もお財布に優しくテント泊やバンガロー泊する方=「とにかくキャンプをのんびりしていたい」という方にとってはとても居心地の良い場所でした。