ゆるキャン△ムック本の付録キャンプ道具「なべ」を実際に使用してみた感想
開封時の感想は「でかっ!!」でした。
シェラカップのようなサイズを想像していたので、大きさにビックリしました。
高さ40mmですが、見た感じはフライパンとしても使えそうなイメージです。
ゆるキャン△ファンとしては「なべ」として使用するのが原則だと思いましたが、それでは芸がないので、今回は煮物をする鍋としてではなく、「クッカー」として直火調理にチャレンジしてみました!
まずはポップコーンに挑戦!!
油と塩があれば簡単に作れるポップコーン。
フタは付属しないので、アルミホイルでフタをしました。
なんと数秒で、ポンッ!ポンッ!とはじけて、これは楽しい!!
フィットするサイズ感の市販のガラス製フタを使えば、中ではじける様子も楽しめますね。
ファミリーキャンプや、仲間とのキャンプにもおすすめです。
大さじ1くらいのオリーブオイルと、ひと握り程度のポップコーンの素をなべに入れました。
キャンプ場でも簡単にできるよう、ふたはアルミホイルを活用し、上部にふくらみを持たせます(ポップコーンがはじけられるように)。
あとは直火にかけ、パチッ、パチッと音がし始めたら、ハンドルを持ち、なべを左右に振ります。
ハンドルを持ち上げるときは、軍手や耐火グローブなどを活用するとよいです。
ハンドルは左右に振ってもグラつかず、持ちやすい!
そして、できあがったポップコーンがこちら。
出来立てのポップコーンに塩を振り、一口。
美味しい~っ!!
キャンプ場で挑戦したい楽しさ&美味しさでした。
ちなみに、実はこのポップコーン作りは2回目の成功例です。
1回目は、前の調理に使ったあと洗わずにポップコーンを作ったせいで、なべもポップコーンも焦がしてしまいました…!
キャンプ場で炊事場が遠いと、まぁいいかと、続けて調理することもあると思いますが、一度洗ったほうが焦げ付かなくて良いでしょう(面倒なのは筆者だけ?)。
ちなみに焦げた後、食器用洗剤と金タワシで洗った結果がこちら。
しっかりと焦げも取れたので一安心。このくらい使った感があれば、次からガシガシ使い込めますね。
本誌の裏面で、野クル(野外活動サークル)のメンバーが言っています。
「道具は使ってナンボ」だと。
次はお皿として活用!冷麺を入れてみた
せっかくなら一年中使いたいと思い、ステンレス素材の熱伝導率を活かして、なべを冷やして夏キャンプにもぴったりな「冷麺」の器としてみました。
冷やす間に「流水麺」を水で洗ってほぐし、お好みのトッピングを用意します。
筆者はキュウリしか用意しませんでしたが、麺の種類に合わせて、キムチやハム、レモンの輪切りなどを入れれば、夏にぴったりの冷麺が完成します。
冷麺は、キャンプ場でテントやタープを設営したあとの、体を冷やす食事としてもおすすめです。
なべを冷やしてデザートを入れても◎
クーラーボックスで冷やした「なべ」を器にして、冷たいデザート(アイスやフルーツも◎)を食べるのもおすすめ。
フルーツを丸くくりぬき、お好きな炭酸ジュースを注ぎ入れておしゃれな感じにするのも良いですね。
「なべ=温かい料理を調理する器具」としてだけでなく、アイデア次第では、クッカーとしても器としても、色々なものが楽しめそうです。
食パンも入る大きさ
6枚切りの食パンを入れてみました。
たっぷりのバターと、牛乳でといた卵液に砂糖を入れて、フレンチトーストも作れますね。
「ゆるキャン△」ムック本&付録の「なべ」をおすすめする人
ゆるキャン△ファンのみならず、キャンプを楽しむ人、まだクッカーを持っていない人も注目の「ゆるキャン△ムック本」。
「ゆるキャン△ファン」は大注目
季節を問わず使えるなべに、キャラクターの絵柄が入っている限定付録。
本誌ゆるキャン△の数々の名シーンを眺めながら、料理ができる時間を至福のひとときとしてお楽しみください。
ソロキャンプで一人なべをする人
本誌には、鍋料理の豊富なバリエーションが紹介されています。
秋冬だけでなく、肌寒い朝にお湯を沸かしたりやスープ+パンで朝食を楽しんだり、一人分の調理をするのにも最適のサイズです。
ウインナーや目玉焼き、焼き魚も◎。
軽量なクッカーが欲しい人
ハンドルを本体に折りたためば、丸い器のような形状になります。
軽量で、他の器とスタッキングもできるサイズなので持ち運びやすい点が◎。
「ゆるキャン△」ムック本と付録をおすすめしない人
おすすめしないという訳ではありませんが、あえてこの「なべ」でなくても良いかも…という人もご紹介します。
「ゆるキャン△」をしらない人
この付録の最大の魅力は、本誌のゆるキャン△名シーンと、なべに入っているキャラクターの絵柄です。
ゆるキャン△をまったく知らない、読んだことがないという方は特にこの商品でなくても大丈夫です。
が、キャンプファンなら一度は読んで損はないおすすめ漫画です。
スキレットや深型のなべを持っている人
スキレットや鉄板で普段料理をする人、すでに深型のなべを持っている人にとっては、あまり出番がないかもしれません。