おぎやはぎの2人がプレゼンキャンパーを迎えて、キャンプを楽しむ番組「おぎやはぎのハピキャン(メ〜テレ制作)」。竹で鍋を自作したり、山菜を採りに山の中に入ったりと本格的なブッシュクラフトキャンプがスタートします。また、チャークロスの作り方も阿諏訪さんが教えてくれるので、ブッシュクラフトに興味のある方は見逃せないですよ!
ブッシュクラフトの基本は現地調達! 刈り出した竹で竹鍋作り

photographer 吉田達史
阿諏訪さんのおつまみとハイボールを楽しんだ、おぎやはぎのおふたりとMamikoさん。
このままお酒を飲みつつのんびりしたいところですが、あくまでもテーマは「ブッシュクラフトキャンプ」

photographer 吉田達史

阿諏訪さん
向こうにいい感じの竹藪があったので、竹を切りにいきましょう。

小木さん
竹でなにをするの?

阿諏訪さん
竹を使って鍋を作ります。そして、その鍋を使ってお米を炊こうと思います!

小木さん
そんなの絶対無理だって!
ブッシュクラフトキャンプといえば現地調達です!とはいえ、竹でお鍋を作りお米を炊くなんてできるのでしょうか?
4人の力を合わせて竹を運び出そう

photographer 吉田達史
近くの竹藪へ移動すると、ちょうどいいサイズの竹を発見しました。みなさんで協力して竹を切りましょう!
☝️今回は特別な許可を得て、竹を切らさせていただきました。読者の皆様も事前にキャンプ場や管理人さんに問い合わせてから切るようにお願いします。

photographer 吉田達史
Mamikoさんも竹切りに初挑戦!というか、竹を切ることって人生でなかなか無い経験な気がします。

photographer 吉田達史
竹を切り出したら、みんなで仲良く運び出し。

Mamikoさん
おぎやはぎさんとキャンプするのは夢でしたけど、まさか竹を担ぐとは思ってもいませんでした。
そりゃそうですよね(笑)力を合わせて竹を担ぎキャンプ場へ戻りましょう。
ノコギリとナイフを使って竹鍋作り

photographer 吉田達史
キャンプ場に戻ったら、竹をノコギリで必要なサイズに切断していきます。
横一直線になって竹を切るハピキャン御一行。なんだか可愛いですね(笑)

photographer 吉田達史
次はノコギリとナイフを使って、竹に切り込みを入れていきます。
これが結構な重労働。細かくノコギリを動かすのは大変なんです!

photographer 吉田達史

阿諏訪さん
Mamikoさん楽しめてますか!?

Mamikoさん
いや〜、ハードですねー(汗)

阿諏訪さん
これが終わったらハイボールを入れますので!
重労働の後のハイボールは絶対美味しいはず、頑張ってください!

photographer 吉田達史

矢作さん
うわ!竹の中めっちゃきれい!
竹の中身は一度も外気に触れずに成長するためすごく綺麗です。
矢作さん曰く、頬擦りしたくなるレベルなんだとか。
念のために竹の中を水洗いしたら、竹鍋の完成!
中にお米と水を入れて、火にかければお米が炊けるそうです。

Mamikoさん
楽しみー、こんなの初めてです!

矢作さん
初めてのキャンプにしてはやりすぎだけどね(笑)
玄人キャンパーでも、さすがに竹で米を炊く人はあまりいません。
Mamikoさんはこのキャンプを通して、かなりのキャンプスキルを身につけることになりそうです!
必要なものはいらないTシャツ? チャークロス作りに挑戦!
「ブッシュクラフトキャンプ」とはいわばガチキャンプ。使用する道具はできる限り自分の力で作り出し、調達することが醍醐味のひとつです。
竹鍋を作るのと並行して、もうひとつ阿諏訪さんには作りたいものがありました。

阿諏訪さん
さて、今からチャークロス作りをしようと思います!

小木さん
なにそれ?チャークロスなんて知らないよ!
小木さん、そんなはずはないですよ!過去の阿諏訪流ブッシュクラフトキャンプにも登場しています。
☝️チャークロスとは、綿100%の布を炭化させたもの。火起こしの際に火種として使用できます。

photographer 吉田達史
『チャークロスを自作する』と聞くとなんだか難しそうに思えますが、必要な道具はたったの2つ。
いらなくなったTシャツと蓋付きの缶だけです。なお、Tシャツは綿100%のものを選びましょう。
以下手順の説明です。
1. ナイフでTシャツを必要なサイズにカットし、缶の中に入れる。

photographer 吉田達史
みなさんが用意した要らないTシャツはどれも個性的でした。どんなTシャツが登場したのかは、番組放送でのお楽しみ!
2. 缶の蓋に穴を開ける

photographer 吉田達史
蓋の中央あたりに穴をあけます。ノミなどを使うとあけやすいですが、くれぐれも怪我には気をつけてくださいね。
3. 焚き火のなかにいれ、煙が出なくなるまで放置する

photographer 吉田達史
30分ほどで煙がでなくなります。缶の中に酸素が入ってしまうと中の布が燃えてしまうため、途中で缶を開けてはいけません。
4. 缶の穴を塞ぎ、余熱が取れたら完成

photographer 吉田達史
煙が出なくなったら、焚き火から下ろして余熱をとります。その際に、酸素が缶の中に入らないように木の枝などを使って蓋を塞ぎましょう。
完全に余熱が取れたら完成です!

photographer 吉田達史
完成したチャークロスは上の写真のように真っ黒です。
これを使って後ほど火起こしに挑戦します!