こんにちは。夏場のキャンプはソロキャンプでもタープ愛用派のくにぱぐです。今回はtent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)のソロ用タープ「ムササビウィング」を紹介します。1~2人での使用に最適なサイズで、焚き火との相性がよい小型タープ。工夫次第で使い方の幅がかなり拡がる、キャンパー心をくすぐるアイテムですよ!
ソロ用タープ「ムササビウィング」の基本情報
※出典:テンマクデザイン
www.tent-mark.com
ムササビウィングはアウトドアショップ「WILD-1」と母体を同じくするブランド「テンマクデザイン」から発売されている小型タープです。
絶版とアップデートを繰り返しながら、現在は「TC“焚き火”バージョン」「コットン”焚き火バージョン」という2つと、サイズも一回り大きい「グランデVC焚き火バージョン」の、計3種類が発売されています。
TC“焚き火” | コットン”焚き火 | グランデVC焚き火 | |
素材 | 本体生地:コットン混紡生地(TC) 撥水加工済み ポリエステル65%コットン35% | コットン100%(撥水抗カビ加工) ※パイピングテープはポリエステル | フライシート コットン混紡生地(VC) コットン60% ポリエステル40% 撥水加工済み ※テープ類はポリプロピレンおよびナイロン |
サイズ(約) | (約)390×380/240(幅)cm | (約)縦380×横240・370cm | (約)580×550/360(幅)cm |
重量(約) | 本体/1,900g、総重量/2,150g | (約)本体2,400g、総重量3,200g | (約)4,430g |
付属品 | 収納袋、張綱/φ4mm×4.5m×1本、 φ4mm×3.5m×3本、φ4mm×1.5m×2本 ※ポール、ペグは別売り | 張り綱6本(10m×2本、3m×4本) ※ポール、ペグは別売り | 張り綱・収納袋 ※ポール、ペグは別売り |
元々は堀田貴之氏という遊行人が手がけた「TULSATIME」というプライベートブランドからごく少数発売されていたタープなのですが、テンマクデザインから復刻されて後に人気に火がつき、いまではテンマクデザインの看板アイテムのひとつになっています。
なお、現在のムササビウイングにもこの「TULSATIME」のタグが貼られています。

※出典:テンマクデザイン
www.tent-mark.com「ムササビウイング」の名称は、このタープを拡げた姿が変形の五角形で、あたかもムササビが空を舞っているような姿をしているところから名づけられています。
この形状は、ポール一本、あるいは枝一本あれば張れてしまうという利便性に基づいたもので、ポール一本でなら、設営や撤収もあっという間にできます。
サイズは「グランデVC焚き火バージョン」を除けば1~2名のキャンプにぴったりで、「夜露をしのぐ」という目的でサッと張るという、野営的な趣での使い方に最適です。
とはいえ、使い方でだいぶその幅が拡がるのが「ムササビウイング」の良いところ。
上手く使えばファミリーキャンプにも問題なく使うことができますし、かなり豪華なソロキャンプを楽しむにも便利なギアです。
今回は長年ムササビウイングを愛用している著者が気づいた点などを踏まえ、使い方を幅広く紹介してみたいと思います。