小学校時代、先生から「家に帰るまでが遠足」と言わたものですが、キャンプもまた然り。「家に帰るまでがキャンプです!」 キャンプを安全に楽しみ、無事に家に帰るためにも、「もしもキャンプ中に被災したら?」と仮説を立て、もう一度災害や安全について考えてみましょう。今回はキャンプ中に被災したことを想定し、事前に準備すべきことや災害時の持ち出しアイテムを紹介します。

災害時の『正常性バイアス』と『同調バイアス』|その判断は本当に正しいか改めて考える

自宅にいるときには「避難しなくちゃかも?」と冷静に考えられても、キャンプの際には楽しさ故に『正常性バイアス※』がかかってしまう傾向にあります。

※正常性バイアスとは、起きている事態を「たいしたことない」「正常の範囲内」「自分は大丈夫」と思い込んでしまう先入観のこと

さらにキャンプ場では、貸し切りのキャンプ場でもない限り周囲にも他のキャンパーさんがいますいよね。そんな時にかかってしまうのが『同調バイアス※』です。

※同調バイアスとは、周りの人に行動を合わせることが正しいと思ってしまうこと

正常性バイアスと同調バイアスが相乗効果を生み、被災時に誤った判断を下してしまいかねないので、安全性と危険性が50/50の場合、安全確保を優先し命を守る行動をとってください

命より大切なものはない キャンプで被災して落ち着いて行動を

画像2: (筆者撮影)

(筆者撮影)

キャンプで被災した時、落ち着いて正しい判断ができるかどうかはあなた次第。そして、正しい判断をするために役立つのは、事前の確認と準備です。

今回ご紹介した確認事項と準備しておくべきギアを参考にしてみてください!

そしてなにより、命さえあればまたやり直せるということを心に留めておいてください。なによりも優先すべきは、ギアや車でもなんでもなく、命です。

もちろん災害にあわないのが一番ですが、万が一被災してしまった時に取るべき行動をシミュレーションしながら、キャンプを安全に楽しんでくださいね。

「ただいま〜って家に帰るまでがキャンプです!」

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