そこで、専門家の方にご指導いただきつつ、成功ポイントと失敗ポイントをまとめてみました!
ポイントを踏まえて、3つの料理を作成
<ベーコンエッグバーガー>加熱時間目安:45〜60分
パン、卵、ベーコン、レタス、トマト、タルタルソース、塩胡椒、オーブンペーパー(orサラダ油)
鍋をよく温め、オーブンペーパーを敷いてベーコン、卵を焼きます。スキレットのように、蓄熱性の高い鍋をよく温めてから使用すれば、加熱時間は短くて済みます。
パンは黒いホイルに包んで別の袋に入れ、日に当てておくだけで、ふっくらしますよ。
<枝豆ミートローフ>加熱時間目安:120分
挽肉、枝豆、味噌、ニンニク、塩胡椒
材料を混ぜて、パウンドケーキの型に入れ、温めた鍋の中におきます。ミックスベジタブルなどを入れても良いのですが、この日は残り物の枝豆を投入しました。加熱後に串をさしてみて、赤い血が出てこないかチェックを。
冷めてから切ると、綺麗にカット出来ます。
<骨つきハーブチキン>加熱時間目安:240分
骨つき鶏もも肉、ローズマリー、塩胡椒、オーブンペーパー
鶏肉に下味をつけ、冷蔵庫から出しておきます。太陽光で鍋を温め、オーブンペーパーを敷いて肉を並べ、ソーラークッカーに設置。時々太陽の位置とクッカーの向きを確認しながら、4時間加熱したら、きちんと火が通りました。
お腹を壊さないように加熱しよう!
西川さんいわく、調理中に太陽が雲に隠れ、うっかり温度が下がってしまっていたりすると、メニューによっては食中毒の危険があるそうです。
厚生労働省の「食肉の加熱条件に関するQ&A」によると、食中毒になるような主要な菌類は75℃で1分加熱すると死滅するとのこと。(70℃で3分、65℃で15分以上の加熱が必要。)
西川さんは経験上、食材の中心温度を60℃以上に保ち、最低でも30分以上温度を維持できない天候だった場合は、ガスコンロなどに切り替えて加熱調理しているそうです。
ソーラークッカーは、太陽光でじっくり加熱するので食材の細胞を壊すことなく、中の水分を十分に保ったまま火を通すことができるそうです。キャンプでは、手間のかからないオヤツに、洗って入れておくだけの焼き芋やじゃがバターなどもオススメとのこと。
お子さんと一緒に調理すれば、夏休みの自由研究にも良さそうですね!
NEWタイプのサングッド:7/25までファンディング中
2019年に日本に登場したサングッドですが、新しいタイプが登場し、現在makuakeで7月25日までのファンディングプロジェクトに挑戦中です。
より効率よく光を集められるように、ミラーの角度を変更。素材もリサイクルプラスチックになりました。
そして、五徳は持ち運びに便利な組み立て式に。高さも以前より高くなっているので、下からの光の反射をうまく活用できそうですね。
専用の収納バッグはカラーが変更になり、使用しなくなったパラシュートをアップサイクルした、よりエコな物になりました。
どんどん太陽のパワーが増してきているこの時期。クラウドファンディングでお得に購入できるこの機会に、ぜひ挑戦してみてください。