夏の車中泊のポイントや注意点! グッズや場所選び以外にも知っておきたい対策とは
ここまでは夏の車中泊の暑さ対策について、グッズや場所選びについてご紹介してきました。
ここからは、そのほかの細かいポイントについてお伝えしていきます。
夏の車中泊で気をつけたいポイント【1】熱中症や脱水症状には気を付けて
いくら暑さ対策をしても、夏の車中泊では、エアコンが効いた自宅よりは暑くなってしまいます。そのため、自宅で寝ているときよりも多くの汗をかいている場合も。
車中泊では飲み物を用意していないと水分補給ができず、脱水症状になる危険性が考えられます。
手元には必ず飲み物を用意して、のどが乾いたらすぐに水分補給ができるよう準備を整えておきましょう。
▼熱中症対策グッズについてはこちらの記事もチェック!
夏の車中泊で気をつけたいポイント【2】暑くてもエンジンかけっぱなしはNG
夏の車中泊になれていない場合、エンジンをかけっぱなしにしてエアコンを使いたくなる人もいるかもしれません。
しかし、車中泊ではエンジンのかけっぱなしは絶対にやめましょう。
エンジンをかけっぱなしにして長時間停車していると、車内に排気ガスが逆流し、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。
また、一晩中エンジンをかけっぱなしにすると、周囲に音が響いて迷惑が掛かってしまう上に、大量の排気ガスが空気中に排出されて環境に良くありません。
筆者も道の駅で車中泊をした際に、近くに停まっていた車が長時間エンジンをかけっぱなしにしていて、音が気になってなかなか寝付けなかったという経験があります。
これらの理由から、車中泊中は必ずエンジンを切りましょう。
夏の車中泊で気をつけたいポイント【3】蚊やブヨなどの虫対策も入念に
車中泊に限らず、蚊などの小さい虫は、夏の睡眠を妨げる嫌な存在。ほかにも、ブヨやアブなど、刺されると辛い思いをする虫もたくさんいます。
しかし、車内で蚊取り線香を使うと煙が充満するし、電源がないと蚊取りマットは使えません。
そこでおすすめなのが、ワンプッシュタイプの虫よけ。私は『おすだけベープ』という虫よけを使用しています。
『おすだけベープ』は、ワンプッシュで4.5畳~8畳の部屋で効果を発揮する優れもの。車中泊であれば、ワンプッシュで十分に効果を発揮してくれます。
また、コンパクトでかさばらないのも嬉しいポイント。
ナイトアロマの香りやロマンティックブーケの香りなど、種類が豊富なので、ご自分の好みに合った香りを選んでみてくださいね。
▼虫対策についてはこちらの記事もチェック!
夏の車中泊で気をつけたいポイント【4】トイレの場所は要確認!
夏に限らず、車中泊では近くにトイレがあるかどうかはかなり重要。
夜中に目が覚めてトイレに行きたくなったとしても、徒歩圏内にトイレがなかったら絶望的な状況です…。
徒歩圏内にトイレがあったとしても、数分間蒸し暑い中を歩くと、車内に戻ったあとになかなか寝付けない場合も。そのため、可能な限り近くにトイレがある場所で車中泊することをおすすめします。
万が一、トイレがない、または悪天候で屋外に出られない場合の備えとして、携帯用トイレを車に積んでおくという手段もあります。
筆者はまだ使ったことはありませんが、万が一の事態を想定して携帯用トイレを常備しています。災害用品としても使用できるため、1つ持っておいても損はないと思いますよ。