ソロキャンプで味わう「博多風水炊き」の作り方 弱火でコトコト煮込み、淡麗スープを作る!
【1】やることは非常に少ないです。生姜を最初にスライスします。よく洗ってあれば、皮ごとで構いません。
【2】鶏手羽元、生姜、茶こしパックに入れたお米を鍋に詰め込みます。茶こしパックがない場合、そのまま米を入れて回収は特にしないという、ややワイルドな調理となります。それでも特に問題はありませんよ。
【3】日本酒、鶏がらスープの素、塩、水を入れます。日本酒と水の割合は1:2ぐらい。鶏ガラスープの素は出汁の弱さを補うためのもので、うまみが少ないと感じたら後から足しても構いません。塩も最初に大さじ1入れたら、後は味見をしながら増やしていく感じでいいです。
【4】
蓋をして弱火でじっくりと煮込んでいきます。沸騰して最初のうちはこまめにアクをすくっておきましょう。ある程度取り切れば大丈夫です。
【5】1時間以上煮込んだたら、ざっくり切ったキャベツを上から入れて、20分ほどさらに煮込みます。
【6】キャベツが柔らかくなったら、茶こしパックの米を取り去って完成です。食べる前に、味見をして、薄いようなら塩、コクが足りないなら鶏ガラスープの素、味が濃い、あるいは水分が減りすぎたなら水を足して、少し煮込み仕上げの調整としましょう。
【7】最初はスープを味わってみてください。肉やキャベツはスープにポン酢しょうゆをかけて食べると美味しいです。旨味成分が強いので、いくらでもお酒が進みますが、低カロリー・低糖質のお酒であれば、ハイボールや焼酎がいいですかね。
シメのラーメン・雑炊も低カロリーに 博多風水炊きのスープ全てを楽しめる!
画像左は今回作ったシメのラーメン、画像右は翌朝のオートミール雑炊です。
ラーメンは糖質0の麺がスーパーで買えるので、チャーシュー、メンマ、味付き卵の3点セットと一緒に買い、残ったスープに入れて、小葱と黒瀬スパイスを散らしています。また、少し味も濃くなるよう調整しました。
それでもスープが少し残ったので、翌朝はオートミール30グラムと卵2個、小葱を入れて加熱し、雑炊にしました。
どれもこれも低カロリー、低糖質ですが、しっかりとした食べ応えはあります。旨味成分を摂ると満腹感を感じやすくなりますし、実際量としてもまあまあありますので、何か体に無理をした、という感じはなかったですね。
さらにここまで食べつくすと、翌朝には鍋の中が綺麗にカラになるので、後片付けも簡単でした。
キャンプでダイエット食なんてどれだけ物足りないかと思っていましたが、いろいろと計算をしながら作っていくのは面白い部分もあります。健康にキャンプをするのも、たまには楽しいですよ。
なお、もっとストイックにやりたい人は、手羽元肉ではなく、胸肉を使ってもよいと思います(味は正直かなり変わりますが)。
▼キャンプの鍋料理はこちらの記事も参考に!