【ベテランキャンパー4】お手頃価格で注目の中国・ネイチャーハイク2人用テント「モンガー2 」を愛用
「フィリッポさん」愛用テントは、リーズナブルな価格で日本でも注目されている中国のアウトドアブランド・ネイチャーハイク「Naturehike Mongar 2 (ネイチャーハイク モンガー 2人用)」です。
【簡単プロフィール】
●朝のランニングや本格的なサイクリングで鍛えられ、駆け上がるような脚力で山も軽く登っていくほど体力に自信あり。
●料理上手で食(しょく)へのこだわりも強い。
☆購入時期
2020年。
☆選んだ理由
登山も視野に入れて2人用の軽量テントを探していたところ、2kgという軽さとコンパクトな収納力に惹かれた。
前室が2つあり、価格2万円弱とコスパも高そうだったため。
☆使い心地
出入口が2つあって両方開けることで風通しも良いし、インナーがメッシュなので虫よけにもなる。靴や荷物が置ける前室も2つあって、2人で使っても中が十分広く気に入っている。
軽量なのに加え、ポールとシートを分けて収納することで、シートがリュック内でかなりコンパクトになるのも魅力的。設営も簡単にできる。
☆短所を挙げるとすれば…
フライシートが地面に軽く着く程度なので、下からスース―と少し風が入ってくる。かなり寒い場所には向かないかもしれないが、良い寝袋とマットを持っていれば大丈夫。
メッシュのインナーシートの代わりに、冬用シート(別売)を付けるという選択肢もある。
【Naturehike Mongar 2 (ネイチャーハイク モンガー 2人用)スペック】
〈総重量〉2.10kg
〈サイズ〉
●設営時:幅135cm(+前室:左右に各60cmずつ)×奥行210cm×高さ100cm
●収納時:長さ50cm×直径15cm
〈材質〉
●フライシート:20Dシリコーンコーティングナイロン(防水力PU4000mm)
●フロアシート:20Dシリコーンコーティングナイロン(防水力PU4000mm)
●ポール:7001高強度アルミニウム
〈カラー〉グリーン、パープル、ピンク、グレー
これらのアジアメーカーがヨーロッパにも進出している中、日本メーカーのものは残念ながら、見かけたことがありません。イタリアの友人たちと話していると、アウトドア商品に関しては、歴史の古いヨーロッパの方がお手頃な印象です。
しかしながら、筆者は日本のアウトドアブランドであるフィールドア社(FIELDOOR) の「フィールドキャンプドーム200」がかなり気になっています。
内部が2m×2mという広さで前室もあり、1万円前後という価格帯ですのでぜひ試してみたいです。
【フライシート付】 遮熱性のあるフライシートでテント内の気温が安定し、結露を抑える効果もあります。
【優れた耐水圧とUVカットを実現】 ドームテントの生地にはUVカットコーティングが施されており、UV(紫外線)測定遮蔽率試験では、UV遮蔽率97%以上の結果に、耐水度試験では耐水圧2,00...
別売りポールを取り付ければキャノピーとしても使える3~4人用テント。
他にも「FIELDOOR (フィールドア)」のテントについて書かれた記事もありますので参考までにチェックして見てくださいね。
テント選びは用途に合ったものを!夏はメッシュ生地と出入口2つで風通し◎ 前室に荷物を置けば中は広々
今回、ベテランキャンパーたちが教えてくれた使い心地と短所をもとに、テント選びの際に改めて注目したい基本点をまとめてみます。
◆広さ
・荷物が多い場合は前室があると中を広く使えて便利。
・友人らと一緒に使う際には、出入口が2つあるとお互いの空間を守りやすい。
・3人用テントという文言で売られていても、カラハリ3のような幅180cmなら一人の幅が60cmしかなく、男性3人だとかなり狭い(子連れファミリー向けには良さそう)。
◆風通しvs寒さ
・出入口が2つあれば風通しはいいが、冬や寒い場所には向かない。
・インナー生地がメッシュの場合は夏の蒸し暑さを軽減するが、その分、寒さには弱くなる。
・フライシートが地面にしっかり着くかどうかで、下からのすきま風の具合が変わる。
◆その他
・良い物を買えば、毎年ハードに使っても20年以上使えるという実績あり。
自分のお気に入りを見つけられれば、(少々、値段が高くても)何年も使い続けられるという点も大切な要素だと感じました。テント選びは色や見た目だけでなく、使うシーンに合わせた実用性をしっかりと考えたいものですね。