焚き火台やバーベキューコンロ、最近大人気のメスティンなど、キャンプに必要不可欠なアイテムには、金属製の物が多くあります。どれも長く使っていると煤で汚れたり、高温で色の変化が起きてしまったりして、新品とはかけ離れた見た目になってしまいます。キャンプ用品用に特化したメンテナンス製品はないかと探しましたが目当ての物は見当たらず…。そこで、なければ作ればいいの精神で「焚火クリーム」を作ってみました。今回は焚火クリームを使ったキャンプ道具のお手入れ方法を解説します。

「焚き火クリーム」でキャンプギアの輝きを取り戻せ! お手入れできる製品をチェック

画像: Snapmart

Snapmart

焚き火クリームは、鉄・ステンレス・アルミの製品に対応しています。

ただし、メッキ加工されているものは、メッキが取れてしまうので使用できません。

具体的にお手入れが可能なアイテムは、人気アイテムの中から例をあげると、スノーピークやキャプテンスタッグの焚き火台。

他にも、アルカリ洗剤が使用できないアルミ製のメスティンでも使用可能です。

キャンプ道具は決して安い買い物ではないので、簡単には買い替えはできません。

悩みに悩んで、奮発して買ったアイテムには強い思い入れがあると思います。

是非、焚き火クリームで、お気に入りのアイテムの日々のメンテナンスを行い、いつまでも新品同様の姿で、大切に使い続けて頂きたいです。

「焚き火クリーム」を実際に使ってみた! キャプテンスタッグの焚き火台をお手入れした結果

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

今回は、焚き火クリームを使って、キャプテンスタッグの「ヘキサステンレスファイヤグリル」をお手入れしてみました。

お手入れの手順を、写真を含めて紹介します。

画像3: 使い込んだ焚き火台をピカピカにお手入れ! 「焚き火クリーム」で新品の輝きを取り戻そう
キャプテンスタッグ ヘキサ ステンレス ファイア グリル (M) M-6498
バーベキュー コンロ / 焚火台
付属品: 専用バッグ
組立サイズ: (約)幅300×奥行265×高さ220mm
収納サイズ: (約)350×330×厚さ55mm
アミサイズ: (約)285×255mm
材料: 本体・底板:ステンレス鋼、バーベキュー網・目皿・スタンド: 鉄(クロムめっき)
特徴1: バーベキュー 焚火が楽しめる1台2役のアウトドアコンロ
特徴2: 薄型コンパクト収納で便利なキャリーバック付
¥3,482
2021-04-27 9:47

お手入れの手順 その1「水洗い」

焚き火クリームを使う前に、洗剤とステンレスたわしなどを使って、焚き火台に付着した汚れを大まかに取ります。

事前に簡単に取れる汚れを取っておいたほうが「焚き火クリーム」の節約になります。

とは言うものの、めんどくさがりな人はこの工程を飛ばしてもOK。

筆者はめんどくさがりなのであまりやりません。(もちろん、先に水洗いを行ったほうが綺麗になりやすいです!)

お手入れの手順 その2「焚き火クリームを塗る」

焚き火台に焚き火クリームを塗ります。表面が白くなる程度の量を塗ると良いです。

画像: 筆者撮影:焚き火クリームを塗る

筆者撮影:焚き火クリームを塗る

お手入れの手順 その3「ウエスorキッチンペーパーで擦る」

汚れが気になる場所を、ウエスかキッチンペーパーで擦ります。

すぐに汚れが落ちない場所でも、根気強く擦るか機械を使えば綺麗になります。

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

また、擦れば擦るほど焚火クリーム内の研磨剤が細かくなり、ピカピカに仕上がるので、ぜひよく擦ってください。

しっかりと擦って磨けば、鏡のような仕上がりにする「鏡面仕上げ」も可能です。

お手入れの手順 その4「アルコールで焚き火クリームを拭き取る」

綺麗に磨き上げることができたら、焚き火クリームを拭き取ります。

焚き火クリームは水や洗剤では落ちにくいので、アルコールを使用しましょう。

アルコールスプレーで全体を湿らせた後、ウエスやキッチンペーパーで拭き取ると簡単に落ちます。
飲食物が触れる場所は、必ず重点的に拭き取りましょう。

お手入れの手順 その5「完成」

実際にお手入れが完了し、綺麗になった焚き火台がこちら。

画像: 筆者撮影:焚き火クリーム使用後

筆者撮影:焚き火クリーム使用後

まさか、自分が深夜のテレビショッピングのようなビフォー・アフターを紹介するとは思いませんでした。

しかし、これが現実です。確実に綺麗になります。騙されたと思ってチャレンジしてみてください。

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