ジョグサンダルは本当に走れるの? タウンやキャンプでも使えるディテールを紹介!
それでは、ジョグサンダルのディテールからご紹介していきます。
通気債の良い素材を採用したサンダル
スニーカーのような履き心地とお伝えしましたが、ジョグサンダルはあくまでもサンダルです。
サンダルと言っても、甲部分のベルト(マジックテープ)で足首へのホールド感を調節できます。しっかりと足首に固定すれば簡単に脱げてしまうこともありません。
履き口部分はソックスニーカーのようなニット素材になっていますので、非常にやわらかく履きやすくなっています。これは、アスレシューズハイバウンスと同様の作りになっています。
また、かかと部分はベルトでホールドするタイプです。甲部分のベルトと、このかかとベルトでしっかりと固定され、脱げてしまうことを防いでくれます。
テントからの出入りの際に、かかとを踏んでさっと履いて出てくることもできます。
アッパーには伸縮性のあるニット素材が採用されています。
側面にも穴が開いているので通気性は抜群!
つま先部分は指が露出せずラバーソールで保護されています。これにより指先のケガのリスクがなくなります。
こういった作りがあることで、キャンプやアウトドアシーンでも安心して履けるサンダルになっています。
バウンステックを搭載したソールは、スニーカーのように厚みがあり、底面も凸凹しているので滑りにくくなっています。
リフレクター(反射材)と蓄光機能がついたパーツを採用
かかとベルト上部についているループは、リフレクター機能を備えています。車のライトなどにあたると反射してくれますので、夜間歩行をサポートしてくれますよ。
また、ベルトパーツには蓄光パーツが採用されています。
日中、十分に光を当てることによって、暗くなった際にパーツが発光。リフレクターとあわせて夜間の安全性をサポートしてくれます。
ただし、ベルトでパーツがほとんど隠れてしまいます。日中履いて使っていても、ぼんやりと光っているのはわかるものの、発光があまりはっきりとしませんでした。
ベルトを外し、パーツをしっかりと光にあてればもっと発光してくれるかもしれません。
高反発ソール「BounceTECH」を搭載したモデルなので歩きやすい
アウトソールには、高反発ソール「BounceTECH(バウンステック)」を搭載しています。このクッション性のおかげで、サンダルながらも非常に歩きやすい印象でした。
筆者は普段27.5~28cmのシューズを履いています(ニューバランスのシューズで28cmが、ちょっとゆとりがあって履きやすいといった感じ)。
今回購入したサイズは3Lです(サイズ目安27.5~28cm)。試し履きした際、LLではつま先があたって痛くなってしまいそうでした。
3Lはつま先にゆとりがありますが、ベルトでしっかり固定すれば特に支障を感じませんでした。
また、インソールも土踏まずにフィットするように盛り上がっており、歩行をサポートしてくれます。この土踏まずを支えてくれる感触がとても気持ち良かったです!
少々重さはありますが、その分安定性があります。ベルトでしっかりと足首に固定すれば、スニーカーと同じような感覚で使うことができます。
筆者が主に使うシーンは、買い物などの普段履きや、キャンプ場などのアウトドアシーンです。街中では全く問題なく使え、通気性が良いので蒸れることもなく快適です。
アウトドアシーンにおいても、ハードなシーンでなければ十分使えます。このサンダルのみで2泊3日のファミリーキャンプを過ごせました。
このまま水の中に入ることもできますが、ニット素材なので乾くには少々時間がかかりそうです。また、素足で履くと汗で足裏はべたつくかもしれません。
走るのが苦手な筆者ですが、実際に少し走ってみました。
「ランニングシューズと遜色なし!」とまでは言いませんが、厚みのあるバウンステックのおかげで軽いジョギング程度であれば違和感はありませんでした。