LODGE(ロッジ)の両面焼き鉄板「ダブルグリドル」とは?
LODGE(ロッジ)は言わずと知れたアメリカのキャストアイアン(=鋳鉄:ちゅうてつ)(※注)の調理器具のパイオニア的存在。ダッチオーブンやスキレットが有名で、世界中で多くのキャンパーが愛用しているブランドです。
そのキャストアイアン技術を駆使して作られた鉄板が「ダブルグリドル」。特徴は、片面がフラット、片面が凹凸があるギザギザのグリルになっているところ。
(※注) キャストアイアンとは
キャストアイアン(鋳鉄)の最大の特徴は、熱をゆっくりじっくり伝えること。素材への火の当たりが柔らかくじっくりとむらなく加熱でき、旨味をぎゅっと凝縮しながら調理できます。シーズニング済みですので、お湯で洗っていただければ面倒な慣らし作業無しにすぐに快適にご使用いただけます。
よって、1枚で2つの使い方ができ、焼きそばやお好み焼きはフラット面で。肉など油がでるものはギザギザ面を使用するなど、食材によって焼き面を変えられます。
ツーバーナーにぴったりのサイズ
キャンプでツーバーナーを使用している人は多いですが、横幅42.5センチあるこの鉄板は、そのツーバーナーの上にちょうど置けるサイズ。
我が家にある大きさの違う2つのツーバーナーで検証すると・・・。
コールマンのツーバーナー425E(本体の横幅約45.5センチ)
ジャストフィットのサイズ。ただし、奥のほうが横にある風よけに当たるため、コレを置いて調理する場合は風よけを畳んで使用したほうがよいです。
425Eより一周り大きいコールマンのツーバーナー414(本体の横幅約55.5センチ)
これですと、横の風よけにあたることなく使用可能。
大き目の鉄板なので、お好み焼きだと3枚ほど焼くことができ、数人のキャンプでもワイワイ一緒に料理が楽しめます。
また、キャンプ飯で憧れの骨付き肉。実はコレは骨が結構邪魔でスキレットの大きさですと焼きにくいですが、この鉄板ですと、豪快な大きな骨付き肉も問題なくOK!
釣り好きの人は、釣った大き目の魚も切らずに豪快に焼くことだって可能です。
鉄板の厚さ5ミリで肉がおいしく!
鉄板で重要なのが厚みです。厚みがあればあるほど、重くはなりますが蓄熱量が高くなり、肉がおいしく焼けると言われています。
ほとんどのアウトドアブランド鉄板は1〜4ミリのモノが多い中、ロッジの「ダブルグリドル」は5mmあるため肉が均等にジューシーに焼け、フライパンで焼くより数倍美味しくなります。
サイズ:幅42.5x奥行24.1cm
重さ:4.95kg
板厚:5mm
ロッジの両面鉄板のメリット・デメリットは?
▼メリット
■食材によってフラット面とグリル面を使い分けができ、1つで2個分の働きをする
■横幅が42.5センチあり、大人数でも一度にいろいろなモノが焼ける
■ツーバーナーに合う大きさ
■キャストアイアンなので肉が美味しく焼けてお手入れも簡単
■5ミリの厚さがあり、おいしく食材を調理できる
■焚火の火で使用可能
■フラットで持ち運びが楽
▼デメリット
■キャストアイアンなので重い (約5キロ)
■フラット面はよいですが、グリル面がギザギザしているので洗うのがちょっと面倒
■大きいのでシングルバーナーでは使えない
■結構人気で品薄。買えないことも・・・。
シングルバーナーを使用している人には、幅が狭いシングルバーナー向きの両面焼き鉄板「シングルバーナーグリドル」もあります。