プリムス『ライテックトレックケトル&パン』はコンパクトで使い勝手抜群!
PRIMUS(プリムス)は、1892年にスタートしたスウェーデンの燃焼器具ブランド。
近年はアウトドア専用ストーブを開発し、世界中の冒険家たちから注目を集めています。
そんなプリムスから発売されている人気のクッカーが『ライテックトレックケトル&パン』です。
プリムス 『ライテックトレックケトル&パン』スペック | ||
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サイズ(1.0L鍋) | 内径11cm×高さ11cm | |
サイズ(フライパン) | 内径11cm×高さ3cm | |
サイズ(収納サイズ) | 直径13cm×高さ14.5cm | |
重量 | 280g |
ライテックトレックケトル&パンは、素材にアルミを使用しているため、重量は280gととても軽量。
アルミは熱伝導率が高く、燃料の消費を抑えながら早くお湯を沸かせます。スピーディに調理ができるので、寒い場所でもすぐに温かい料理を作れますよ。
また、ライテックトレックケトル&パンの大きな特徴の1つが、250サイズのガスカートリッジと小型バーナーを収納できることです。
コンパクトにまとまるため持ち運びに便利で、ソロキャンプや登山など、荷物を少なくしたいときに最適。また、収納袋が標準装備なのもうれしいポイントです。
筆者はガスバーナーとガスカートリッジもプリムスで揃えており、ガスバーナーは『153ウルトラバーナー』、ガスカートリッジは『IP-250Gノーマルガス(小)』を使っています。
筆者愛用中の153ウルトラバーナーは、コンパクトなのに火力が強く、自動点火装置が付いている優れもの。
とても扱いやすいバーナーなので、初心者の人にもおすすめです。
また、プリムスから発売されているガスカートリッジのサイズは、110・250・500の3種類。
その中で、ライテックトレックケトル&パンにピッタリ収納できるガスカートリッジは250サイズです。
ちなみにプリムスのガスバーナーには、『ノーマルガス』と『ハイパワーガス』の2種類があります。
ノーマルガス
ハイパワーガス
寒い場所や標高が高い場所ではハイパワーガスの使用が推奨されているので、ご自身がキャンプをする場所に合わせて選んでくださいね。
プリムスのクッカー『ライテックトレックケトル&パン』のレビュー! 細かい部分に工夫が施された優れもの
プリムスのライテックトレックケトル&パンは調理中の使いやすさに配慮された優秀なクッカーです!自宅でもキャンプでもライテックトレックケトル&パンを使っている筆者が感じた、おすすめポイントを紹介していきます!
【おすすめポイント1】汚れに強い
ライテックトレックケトル&パンには「ハードアノダイズド加工」と「内側ノンスティック加工」が施されています。
この加工により汚れに強くなっていることが1つ目のおすすめポイントです。
ハードアノダイズド加工
グレー系に自然発色し、通常のアルマイト加工よりも厚く硬い皮膜が生成される加工。耐久性が高まるだけでなく、表面に汚れが付きにくくなるためお手入れが楽になるという特徴がある。
なお、アルマイト加工とは、耐食性や耐摩耗性の向上を目的として、アルミニウム表面に皮膜を作る加工のこと。
ノンスティック加工
フッ素樹脂やシリコーン樹脂でも対応できないような、強力な粘着物の付着を防げる表面処理。食材に熱を加える調理をしても、食材が表面にくっつかなくなることが特徴。
食材がくっつきにくくなっているので、ご飯粒がくっつくことなくきれいに食べることができます。
また、食材を油なしで調理してもこびりつかず、食後に紙やウェットティッシュで拭き取るだけで、ある程度の汚れは取れます。
お手入れが簡単に済むのはうれしいですね!
ただし、ノンスティック加工については注意点が。
空焚きをしてしまったり、フォークなどの先のとがったもので調理をしたりすると、加工面を痛めて剥離につながってしまう可能性があります。
加工面が剥がれた状態で調理をすると焦げ付くことがあるようなので、傷を付けないように注意したいですね。
【おすすめポイント2】鍋底に滑り止め加工が施されている
ライテックトレックケトル&パンの鍋底には、鍋を滑りにくくするための細い溝があります。
五徳の上に置いてあるクッカーは案外滑りやすいもの。物を取ろうとしたときに手が鍋に当たってこぼしたら大惨事ですよね…。
そんな大惨事が起こらないよう、ライテックトレックケトル&パンの鍋底には、五徳部分に引っかかるような溝を付けているのです。
こういった細かい部分まで工夫が行き届いている点も、ライテックトレックケトル&パンのおすすめポイント。
ちなみに、フライパンには滑り止め加工が施されていないので、調理中はフライパンが五徳から落下しないよう注意が必要です。
【おすすめポイント3】取っ手が熱くなりにくい
ライテックトレックケトル&パンの取っ手部分は、表面にラバー素材が付いています。
ラバー素材のおかげで、調理直後に取っ手を素手で持っても熱くなく、火傷の心配がありません。
取っ手が金属素材の場合、うっかり手袋をしないで持つと火傷をしてしまう危険性がありますよね。
取っ手が熱くなりにくいライテックトレックケトル&パンであれば、安全に調理ができるのもおすすめポイントです。