カセットコンロやシングルバーナーなど、色々な場面で活躍してくれるCB缶は、キャンプの必須アイテムといっても過言ではありませんよね。そんな無くてはならない存在のCB缶を、サイトを盛り上げるオリジナルキャンプギアに変身させてくれるのがCB缶カバーです。本記事では、マグネットとレザーを使ったCB缶カバーの自作方法をご紹介します。
レザークラフトでのCB缶カバーの自作手順も紹介!
CB缶カバー自作手順【1】採寸
まずは採寸です。
CB缶の上下の金属の部分も隠そうとすると、マグネットシートの時とは違う寸法になります。CB缶のサイズを測って160mm×216mmにしました。
厚い革を使う場合(厚み2mm以上)は1~2mm大きめに作るとすると良さそうです。
CB缶カバー自作手順【2】型紙作成
採寸を元に型紙を作ります。きっちり作るためにPCで作りましたが、手書きでもOKです。
縫い穴の印も事前につけておくと後が楽です。菱目打ちが4mmピッチだったので、縫い穴の印を4mm間隔にしています。
下の画像はA4サイズで印刷すると型紙としても使えるので、ぜひ使ってみてくださいね!
PCで作って印刷した画像を厚紙に貼り付けます。
これで型紙は完成です。
CB缶カバー自作手順【3】型紙を革に写す
作った型紙を革の上に置いて、目打ちで印をつけます。
ここでは型紙の印をつけるだけにします。
↓目打ちはこちら
CB缶カバー自作手順【4】床面磨きとカット
続いて床面を磨きます。
革にはなめらかな銀面と、荒い床面があります。
床面は毛羽立っているので、そのまま使うとすべりが悪くなってしまいます。
そこでトコノール(床面処理剤)を塗り、毛羽立ちを押さえ、さらに磨いてツヤを出します。
トコノールをヘラなどで革全体に伸ばします。
全体に伸ばして半乾きになったら磨きます。磨きに使用するのはコーンスリッカー。
平らの部分を革の毛羽が寝る方向に擦りつけます。もっと大きい革を使用する場合は、ガラス台を使用すると作業が楽になりそうです。
床面にツヤが出てきたら、床面磨きは完了です。
床面磨きができて、トコノールが乾いたらカットします。目打ちでつけた印を元に、カッターでカットします。
↓トコノールはこちら
↓コーンスリッカーはこちら