【7〜9歳児対象】「心の成長・発達を促すキャンプ」親が知っておくべきこと
7〜9歳児は、他人との関係を意識し、思いやりが生まれるころ。自分の判断で行動するようになり、身体的に強くなることで、より活発で挑戦心旺盛になりますよ。
ただ、自分を客観的視できるようになる一方で、自己中心的な思考も残っています。「ちょっと難しいこと」「危険なこと」にも一人で挑戦しようという意欲も芽生えるため、より目が離せなくなりますが、挑戦心をできるだけ尊重してあげることが大切です。
その1. 生き物に触れるきっかけを
魚釣りはもちろん、つかみ捕り、虫捕りなど生き物への興味が大きくなります。どうやったら捕まえられるのかを試行錯誤することもあり、柔軟な発想につながります。
その2. 火おこしを手伝ってもらおう
危険と隣り合わせでもある火おこし。あえて挑戦したがる子どもも少なくありません。
安全を確認しながら任せることによって、責任感を感じさせるキッカケにもなるでしょう。
その3. 難しいことに挑戦するときは応援しよう
幼児期にはできないかったことや難しかったことにも、挑戦する意欲が増大します。「危ないからダメ」ではなく、時にはチャレンジ精神を見守ることも必要です。
その4. 反抗心には対話で対処しよう
挑戦心が高まるにつれて、危険につながる行動も増えてきます。ただそこで一方的な注意や命令には反抗することも。
丁寧に言葉を選んで対話することが大切です。
その5. 新しい仲間との交流を促してあげよう
キャンプ場には他ファミリーキャンプを楽しむ人もいます。他の子どもと接する機会があれば、積極的に活用するのもひとつ。
新しいコミュニティの中で、柔軟性や幅広い社会性を身につける絶好の機会になりますよ。
その6. 重要な仕事の一部を任せてみよう
調理やサイト設営の時に、一部を担当してもらうなど、大きな仕事の1パートを任せることで、チャレンジしようとする欲求を満たし、責任感を刺激することにもつながりますよ。
その7. 自然の中で工作するよう促してみる
面白い形の石や葉っぱを見つけたら、ただ拾うことだけではなく、それを使って何かを作り出すことを促してみましょう。
クリエイティブな遊びは、想像力はもちろん発想力も向上させます。