今回のギアキャンは、前回に引き続きviblant(ビブラント)の石角さんからコールマンのビンテージシングルバーナーを紹介していただきます。新しく快適な最新ギアも素敵ですが、いいものを長く大切に使うビンテージギアの味わい深さも素敵ですね。コールマンのビンテージシングルバーナーは、一体どんな魅力を持っているのでしょうか?それではギアキャン#14スタートです!
コールマンのビンテージシングルバーナーを点火してみよう!
コールマンのビンテージシングルバーナー「PEAK1 400A」の点火方法と、そのポイントを確認していきましょう!
点火工程
- 折りたたみ式の脚を広げる
- ホワイトガソリンを8分目まで注ぎポンピング(約100回)
- ガストーチでジェネレーターを温めるように炙る
- 火力調整バルブをOPENし、メインバルブを反時計回りにして点火
工程1)折りたたみ式の脚を広げる
底に隠れている脚3本を広げます。
なんで脚が3本かというと、たいらな所が少ないキャンプ場などでも安定して使えるようになんですよ。3点というのが、バランスがとりやすいんです。
工程2)ホワイトガソリン(純正)を8分目まで注ぎポンピング約100回
ホワイトガソリンは、純正のものを使いましょう。
なぜ純正のホワイトガソリンを使うの?
純正のホワイトガソリンは、原油精製工程の違いから、ガソリンスタンドで販売されているものとは純度が違います。純正ホワイトガソリンは不純物を99.9%取り除いており、すすが出にくく目詰まりなどを起こしにくいため、燃焼器具の性能を最大限発揮でき、製品の寿命も伸ばしてくれます。
この儀式が楽しいですよね。
(ベテランキャンパーっぽい雰囲気があるので)ポンピングは人に見られたいやつだな。
工程3)ガストーチでジェネレーターを温めるように炙る
ジェネレーターを温めることで、ガソリンの気化を促進し爆発的な着火を防いだり、火力を安定させることができます。
特に外気温の低い冬季などには、非常に有効な作業です。
工程4)火力調整バルブをOPENし、メインバルブを反時計回りにして点火
温めつつ、火力調整バルブ(赤いレバー)をOPEN。この段階では、まだ火はつきません。
次に、反対側についているメインバルブを反時計回りに回して点火。
火力MAXでおよそ1時間ほど使用できます。
ポイント
最初にポンピングして溜まっていた空気が点火時に勢いよく出ているので、点火後に追いポンピングをすれば火力が安定する。