FIELDOOR(フィールドア)「ワンポールテント400」ソロキャンプで使ってみた!機能性抜群でコスパ最強
それでは、筆者が実際にフィールドア「ワンポールテント400」を使ってみて感じていることを、率直にお伝えしていきます。
主観的な部分もありますが、感じたことを包み隠さず書いていきますので、ご参考になさってください。
レビュー1:設営が簡単にできた
筆者の中では、設営と撤収が簡単か否かは非常に重要な部分です。
過去に撤収に手間取って、危うく帰宅できなくなりそうだった経験があるからです。
ですから、この段落は少し詳しく設営の様子をお伝えしたいと思います。
(1)設営の仕方【所要時間10分〜15分】
ワンポールテントは、「便利ツール」を使うと設営がさらに簡単になります!
6角形の底面だからこそ使える、以下のような設営用ツールを自作して準備するのがおすすめ。
フィールドア 「ワンポールテント400」は、底面が正六角形のワンポールテントで、中心から6つの角までは全て2mです。
筆者は、付属のペグだとアルミ製で弱いので、別途20cmの丸鋼ペグを購入して使っています。
◆直径10mmの丸鋼で作られて、砂利や石が混じった固い地面でも深く、強く、しかも曲がらずに打ち込める頑丈なペグです。
◆打ちやすい頭部(打撃ヘッド)は勿論、ロープがひっかけやすい穴と抜きやすい形状も兼ね備えているペグです。
◆ロープの長さや張り具合を調整できて、 アルミ自在金具8個セットも付いて、テント設営はもっと楽になります。
◆専用のペグ収納ケース付き、使用後の一括収納と持運びは便利です。 ※収納ケースはペグを包んで発送しております。開封後、 包装材料から収納ケースの取り外し...
6カ所にペグを打ったら、設営用ツールを外してグランドシートを敷きます。
ちなみに、グランドシートは付属していませんので、別途購入が必要です。
▼フィールドアから専用のグランドシートが発売されています。
✅【テントの底をしっかり保護】 グランドシートを敷くことで地面のデコボコや石で テントの底に傷がつくのを防ぎます。
✅【地面からの湿気を防ぐ!】 グランドシートは地面からの湿気も防ぎます。 また、雨天時にもテントが濡れるのを防ぎます。 ✅【使い方色々!】 テントの下に敷く以外にも、設営、撤収時の荷物置き場や レジャーシートとして、ピクニックにも使えます!
✅【商品詳細】 サイズ: 使用時 : (約)340cm×294c...
筆者が使っているのは、少し安価な別メーカーのものですが特に問題はありません。
ちなみに、ブルーシートなどを使ってもOK。はみ出した部分を折り込めば、使用可能です。
次に、グランドシートの上にインナーテントを置き、6カ所のペグにベルトをかけていきます。
このとき、出入り口の位置を好みの方向に来るように調整してください。
最初に設営する時は、ベルトの長さを調節する必要がありますが、2回目からはいつも同じ大きさなのでより短時間で進められます。
インナーテントの上にフライシートをかけて、フライシートのベルトもペグにかけます。
インナーテントの出入口とフライの開口部が、同じ辺に来るように注意して作業しましょう。
フィールドアのロゴがインナーテントの入り口の右隣の辺に来ると覚えれば、開口部と入り口が一緒になります。
次に、付属のポールを組み立ててテント内に入り、頂上部分にポールの先を当てて持ち上げればテントが立ちます。
インナーテントの中心部分にポールを入れるポケットがありますので、誰でも簡単にポールがテントの中心になるようにたてられます。
最後に、フライシートにロープを結びつけ(6本)、ペグダウンすれば、テントが綺麗な形になります。
ロープは、もやい結びで結ぶか、カラビナでつけると思いますが、筆者はもやい結びでつけて収納時も外さずにしています(毎回結ぶのは面倒ですからね)。
ベンチレーションの開放もお忘れなく。
(2)撤収の仕方【所要時間10分〜15分】
テント内に忘れ物がないかをよく確認してから、ポールを外しテントを平面にします。
ガイロープをペグから外し、フライシートを画像のように三角形に折りたたみます。頂上部から帯状になるように折り畳んでください。
インナーテントも同様です。
インナーテントとフライを重ねて丸め、付属のベルトで固定すればあとは収納袋に入れるだけです。
収納袋に余裕がありますので、それほど神経質に小さく折り畳まなくても入ります。
撤収もだいたい10分〜15分くらいで完了できるはずです。
レビュー2:ソロキャンプで使うと広々で気持ち良い
筆者は、フィールドア 「ワンポールテント400」をソロキャンプで使っています。
カタログスペックとしては大人4人まで使用可能となっていました。寝袋だけを並べるとしたら、たしかに4個入ります。
実際には、荷物やテント内で使う机なども入れたいという方が多いでしょうから、大人2人と子供1人くらいがちょうど良いかもしれません。
上の画像は、筆者がソロキャンプで使う場合のテント内レイアウトの一例です。
コット、机(画像は60x45の湯たんぽこたつ(自作))、暖房器具を入れています。画像からもおわかりのように、かなり余裕があって快適です。
キャプテンスタッグの「エクスギア アルミGIコット(72x192x42cm)」も問題なくテント内に入ります。
組立サイズ:(約)幅72×長さ192×高さ42cm
収納サイズ:(約)98×18×12cm
製品重量:(約)5.0kg
材質:シート/ポリエステル(PEコーティング)、フレーム/アルミニウム(表面加工アルマイト)、ジョイント金具/鉄(亜鉛めっき)
耐荷重:(約)80kg
セット内容:ベット本体1、セットバー2、収納バック1
商業施設での使用やレンタル業などで使用しないでください。不特定多数の方が使用される為、責任を負いかねますのでご了承ください
レンタル等による貸出、オークション等にとる転売や中古販売、及び譲渡によって発生した故障・破損・劣化・損害・事故などにつきましては、...
レビュー3:遮光性が高く快適
フィールドア 「ワンポールテント400」は、フライシートにUVカットコーティングがされています。
実際にテント内は、日中でも画像の通りしっかりと遮光されています。
レビュー4:夏は涼しく、冬は暖かいテント
フィールドア「ワンポールテント400」は、フライシートにシルバーコーティング加工がされています。
フィールドアの公式HPによると、シルバーコーティング加工がされている生地は、されていないものと比べると最大で12.7度の温度差があるそうです。
※出所:フィールドア 公式HP
遮熱性が高いということは、夏は涼しく冬は暖かいということですね。
実際に、テント内で(十分な換気をして、一酸化炭素チェッカーを用意した中で)筆者がストーブを試してみました。
すると、外気温8度の日にテント内が23度まで温度上昇し保温されました。これなら、冬キャンプでも快適に過ごせます。
※注意
テント内での暖房器具使用は、上記の通り十分な換気や配慮をした上、自己責任で行いましょう。
フィールドア「ワンポールテントT/C400」との違いは? 難燃性に優れている素材を使用
筆者がフィールドア「ワンポールテント400」を選定した際に競合アイテムとして迷っていた製品は、同じフィールドアの「ワンポールテントT/C400」です。
※記事掲載時点では品薄の状況が続いています。
フィールドア「ワンポールテントTC400」は、フライシートがTC(ポリコットン)素材となっています。
TC素材のいいところは、難燃性に優れている点です。焚き火の火の粉に強いため、焚き火好きのキャンパーに人気があります。
上記の「ワンポールテントT/C400」と比較した上で、最終的に筆者がフィールドア 「ワンポールテント400」に決めた理由は3点です。
【T/Cと比較した「ワンポールテント400」のメリット】
- 耐水性が1500mmと高いこと(TCは428mm)
- メンテナンスがポリエステルの方が簡単なこと
- 価格がお財布に優しいこと(筆者購入価格8,910円、税込)