VERTEX「20徳ツールナイフ」はコスパ抜群のマルチツールナイフ! 20機能で約1,000円!
VERTEX「20徳ツールナイフ」は、Amazonなどで1,000円程度で購入できる、コスパ抜群のマルチツールナイフです。
・質量:約155g
・寸法:本体/約148×18×21mm、収納時/約89×24×21mm、刃渡り/約53mm、ケース/約110×49×15mm
・材質:本体/ステンレス、ハンドルカバー/ABS樹脂、ケース/ポリエステル
・内蔵ツール:ナイフ、缶切、小刀、のこぎり、スケール、針はずし、ウロコ取り、はさみ、のみ、栓抜き、マイナスドライバー、コルク抜き、フック、ひも通し、爪やすり、爪そうじ、削り落とし、穴あけ、プラスドライバー、ピンセット&つまようじ
筆者がこのツールナイフを知ったのは、編集部で実際にキャンプ用品を徹底的にテストしている雑誌「MONOQLO CAMP(モノクロキャンプ)」で、おすすめ商品「ベストバイ」として紹介されていたことがきっかけです。
筆者は「高くても長く使えるものが欲しい」派で、価格の安い商品は「安かろう悪かろう」で敬遠してしまう傾向があります。
しかしこちらの商品は、信頼するモノクロキャンプさんが「ベストバイ」に選んでいたので、品質も良さそうだと思えたのです。
▼「MONOQLO CAMP」など、アウトドア雑誌についてはこちらの記事でも詳しく解説しています!
キャンプでコンパクトなツールナイフを持ち歩きたいと思っていたことに加えて、ちょうど防災グッズの見直しをしていたことから、購入を決めました。
我が家にはすでに夫が持っていたビクトリノックスのツールナイフがありましたが、夫婦でひとつずつ持っていた方が便利だと考えました。
有名なビクトリノックス「マルチツール」と比較! コスパ重視ならVERTEX
マルチツールナイフといえば、スイスのメーカー「VICTORINOX(ビクトリノックス)」のものが圧倒的に有名です。
(ビクトリノックスでは「マルチツール」というカテゴリーで販売されています)
十字架のロゴが目印の特徴的なデザインは、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ビクトリノックスのマルチツールは、スモール・ミディアム・ラージなどサイズ展開が豊富で、デザインもさまざまなものが揃っています。
本体の長さ89mmのVERTEX「20徳ツールナイフ」とサイズが近いのは「ミディアム」サイズです。
なかでも16機能を備えた「ハントマン」がVERTEX「20徳ツールナイフ」に近いといえそうです。
サイズ:ハンドル長さ/91mm、収納サイズ/縦91×横27×厚さ20mm
重量:約95g
材質:ブレード/ステンレススチール、ハンドル/セリドール樹脂
機能数:16機能/ラージブレード(大刃)・スモールブレード(小刃)・コルクせん抜き・カン切り・マイナスドライバー(小)3mm・せん抜き・マイナスドライバー(大)6mm・ワイヤーストリッパー・リーマー(穴あけ)・キーリング・ピンセット(毛抜き)・ツースピック・はさみ・マルチフック・のこぎり・ソーイングアイ(糸穴)
付属品:保証書
ハンドルカラー:レッド
対応ケース:オイルレザーケース092
ビクトリノックス「ハントマン」の価格はVERTEX「20徳ツールナイフ」の約4倍なので、「ハントマン」1本分の値段で、VERTEX「20徳ツールナイフ」が4本買える計算です。
▼キャンパーにおすすめの、ビクトリノックス「ハントマン」についての詳しいレビューはこちらの記事で紹介しています。
ミディアムサイズの中で特に多機能な「スイスチャンプ」は33機能を搭載していますが、お値段はVERTEX「20徳ツールナイフ」の約7倍とかなりお高め。
価格を重視するなら、ミニサイズの「スモール」タイプを検討するのが良さそうです。
もっとも安い「クラシックSD」は、「スモールブレード、はさみ、つめやすり、マイナスドライバー、キーリング、つまようじ、ピンセット」の7機能のみとなっています。
「ミニチャンプ」なら18機能ですが、ミニサイズでありながら価格はVERTEX「20徳ツールナイフ」の約4倍に跳ね上がります。
筆者が所有しているビクトリノックスは、品番は不明ですが長さが約11cmで「ラージ」サイズだと思われます。
ビクトリノックスは重厚感や手にフィットする感じがあり、全体的なつくりとしては、ビクトリノックスのほうがしっかりしている印象があります。
デザイン性や種類の豊富さではビクトリノックスにかないませんが、価格面ではVERTEX「20徳ツールナイフ」の圧勝といえそうです。
コスパを重視する方や、必要な機能だけあれば良いと考える方にはVERTEX「20徳ツールナイフ」は有力な選択肢となるのではないでしょうか。