【ターク(turk)ピザモールドおすすめポイント】キャンプ向き鉄フライパンであるポイントを解説
キャンプに使えるフライパンが欲しいと、検索して目に留まったターク(turk)の「ピザモールド」。
筆者が「キャンプ向きだ!」と感じるのは、以下の点です。
【キャンプ向きポイント】
- 持ち手がないので食器類とスタッキングができる
- 鉄製なので直火でも使える
- 鉄製の割に重さ200gと軽量で持ち運び◎
【レビュー】ターク(turk)の『ピザモールド』を鉄フライパンとして使って気づいた魅力&注意点
ここからは、筆者が実際に使用してわかったことや注意点をご紹介します。
【ターク『ピザモールド』の魅力】食器用洗剤で洗って乾かすだけの、簡単お手入れが魅力的
一般的に鉄製のフライパンや鋳物(スキレットなど)は、シーズニングと呼ばれる下処理が必要です。ゴシゴシ洗って、野菜クズを炒めて、オイルを塗って…と手間がかかります。
しかし、ターク(turk)ピザモールドは、使用前に食器用洗剤で洗って乾かすだけでOKと、同封されていた説明書に記載がありました。
しばらく使う予定がないときは、念のためオリーブオイルなどを内外側に塗っておけば腐食防止になります。
【ターク『ピザモールド』の注意点①】持ち手(ハンドル)はミニペンチがおすすめ!
ターク(turk)ピザモールドは、フライパンのような持ち手がありません。
他の調理用品と合わせてスタッキングできる点は持ち運びや収納の面では魅力ですが、調理時は持ち手がないと不便ですよね。
筆者は、持ち手の代わりにミニペンチやマルチツールのペンチを使っています。
※正しピザモールドに傷がつく可能性はあるので、自己責任でお願いします。
マルチツールのおすすめは、こちら。
全長:11.4cm(収納時)、ナイフ刃渡:6.9cm
重さ:213g
機能:19(ニードルノーズプライヤー・レギュラープライヤー・154CM取替式ワイヤーカッター・154CM取替式ハードワイヤーカッター・420HC直刃波刃コンボナイフ・ノコギリ・ハンマー・救難ホイッスル・ファイヤースターター (フェロセリウム棒)・1/4” 六角ビットドライバー・ラージビットドライバー・ボックスレンチ 2種 (1/4”, 3/16”)・カラビナ・ダイヤモンドコーティングシャープナー・紐通し穴付きキリ・栓抜...
レザーマンのマルチツールはスタイリッシュで、キャンパーにも人気のブランドです。
【ターク『ピザモールド』の注意点②】食パンがピッタリ入るサイズがおすすめ
ターク(turk)ピザモールドは、直径サイズが選べます。
筆者の購入したのは直径18cmで、食パンがピッタリ入るサイズ。
ちなみに、フレンチトーストを作る場合でも、液漏れしないだけの深さがあります。
メスティンやソロクッカーは食パンが入らないサイズだし、パンのためにホットサンドクッカーを持って行くのも…というときに役立ちます。
先に目玉焼きやスクランブルエッグ、ウインナーなどを焼いておき、最後にたっぷりのバターでトーストを焼けば、簡単に美味しい朝食ができますね。
また、ピザモールドの本分とも言える「ピザを作るとき」は、キャンプならピザモールドより大きいサイズのダッチオーブンと併用するか、そうでない場合はくっつきにくいホイルシートでフタをするとよいでしょう。
【ターク『ピザモールド』の注意点③】固形燃料でも調理できる! ただし火の距離は加減が必要
筆者は100均の五徳と固形燃料を使っての調理も、試してみました。
しかし、固形燃料はピザモールドの真ん中に集中して火が当たるため、中心部が焦げました…。
火との距離が近く、火が強すぎたためか、目玉焼きは外側が焦げ、中央は半熟に。
固形燃料を熱源にする場合は、火加減の調節ができる状態、かつ全体に火が当たるよう調整しながらの使用をおすすめします。
また、クッキングシートを敷く、バターや油を多めに引くなどの工夫が必要ですね。
【ターク(turk)『ピザモールド』をおすすめする人】かさばらず軽い鉄製フライパンが欲しい人に最適
ターク(turk)のピザモールドは、ピザやトースト以外にもアイデア次第でさまざまな料理ができます。
では、どんな人におすすめか、くわしくご紹介いたします。
【ターク『ピザモールド』おすすめの人①】ソロキャンプでかさばらないフライパンが欲しい人
フライパンは持ち手を収納できるタイプや、固定されているもの、現地で木を削って差すタイプなど種類があります。
ターク(turk)のピザモールドは、持ち手が邪魔で携帯に不便、持ち手を収納できるタイプは持ちにくい、木を削って差すタイプは面倒…といった方におすすめです。
人気のターク(turk)社のフライパンが安価に試せるので、ぜひ活用してみてください。
【ターク『ピザモールド』おすすめの人②】鉄製の軽いフライパンが欲しい人
キャンプに持って行くフライパンはできれば軽量で、スタッキングできるタイプがベター。
ターク(turk)のピザモールドは鉄製なのに軽量で、薄いので縦収納も可能です。リュックやバッグの隅に入れておいても邪魔になりません。
【ターク『ピザモールド』おすすめの人③】ソロクッカーより大きめのフライパンが欲しい人
ソロキャンプ用のクッカーセットは、湯沸かしや炊飯、煮物に炒め物…と、幅広い調理ができて便利な道具です。
ただし、ソロ用の小ささゆえ、食パンを焼けるサイズではなかったり…。
深さはなくても、焼いたり炒めたりといった料理ができるフライパンがひとつあると、料理の幅が広がります。
【ターク(turk)『ピザモールド』をおすすめしない人】数人分の料理や水分量が多い料理には不向き
薄くて軽量でかさばらない、ターク(turk)のピザモールドは、メリットもある反面、デメリットもあります。こんな人には不向きという点もご紹介いたします。
【ターク『ピザモールド』おすすめしない人①】多めの量を一度に調理したい人
ファミリーキャンプや友人とのキャンプで、数人分の料理をする場合は、ある程度深さがあり、しっかりとした持ち手があるフライパンの方が調理しやすいです。
【ターク『ピザモールド』おすすめしない人②】水分量が多い料理をする人
ターク(turk)のピザモールドは、深さがないので、シチューやお味噌汁、おでんやお鍋など、水分を多く必要とする調理には不向きです。
ターク(turk)のピザモールドでカレーを作る場合は、スープカレーではなく水分の少ないキーマカレーや、とろみがあるカレーを作るとよいでしょう。
【ターク『ピザモールド』おすすめしない人③】鉄アレルギーの人
金属アレルギーや鉄にアレルギーを持つ方にはおすすめできません。
金属系のアクセサリーや食器などで違和感をもったことがある人は、鉄のフライパンを使う前に、アレルギー検査をしてみましょう。