初のイベント 奈良県吉野郡で行われたソロ・デュオキャンパーのための「ソロキャンプダムディズム」
埼玉でキャンプ民泊NONIWAを運営する野あそび夫婦のエリーです。
今回は、奈良県で行われたイベント『ソロキャンプダムディズム」をレポート。私たちは出展者として参加しつつも、会場をくまなく取材してきました。
会場である奈良県吉野郡下北山村(しもきたやまむら)は奈良市から車でおよそ3時間。和歌山県と三重県との県境に位置する人口900人弱の山奥の小さな村です。
自然豊かで、下北山村内の約半分が吉野熊野国立公園に指定されています。
温泉施設も併設する「下北山スポーツ公園キャンプ場」はすぐ横にある池原ダムの堰堤(えんてい)が迫り来る、迫力満点の人気キャンプ場です。
当日はソロ・デュオキャンパー90名弱が参加。新型コロナウイルスの影響で一部プログラムの予定を変更して開催されましたが、イベント中もちょうどよい距離感を保ちつつ、皆さんしっぽりとキャンプを楽しんでおりました。
イベントはキャンプブロガーでライターの佐久間亮介さん、イベントクリエイターのH3O山本浩紀さんが企画・運営サポート。
”キャンパーが企画するキャンパーのためのイベント”ということで、ソロキャンパー心をくすぐるコンテンツ盛り沢山のイベントでした。
ソロキャンパー大満足のイベントコンテンツをご紹介
ここからは、実際のイベントの様子をご紹介していきます!
会場紹介
写真は、会場のマップです。
右側のダムの堰堤前がソロキャンパーのフリーサイト。反対側が車が横付けできる区画サイト。
イベントスタート!
14時頃。設営を終えたキャンパーたちが集まり、開会式。
スタートの合図は、ハイパーキャンプクリエイターズのヤマケンによる軽快なMC。
支配人から「下北山スポーツ公園キャンプ場」はキャンプ場予約サイトで「西日本・予約件数部門」の1位を獲得する人気ぶりと説明が! すごい!
大人のソロキャンプにぴったりなギアが集結! アウトドアブランドの商品展示・販売
会場でまず目を引くのが、圧巻のソロテント展示ブース! こんなにたくさんのソロ・デュオテントが展示されている様子、はじめて見ました。
「tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)」の今話題のソロテントに「NORDISK(ノルディスク)」のスタイリッシュなテント(一部廃番品を展示販売)も。
なんと言っても今回のテント展示のメインは、こちら!
テンマクデザインから12月中旬に販売されたばかりの「ガレージテント」。佐久間亮介さんコラボレーションのソロ用テントです。
イベント時は販売前。大勢のキャンパーがたくさんのギミックとキャンプ愛が詰まったガレージテントをじっくり見学していました。
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)ガレージテント
隣のブースではイギリスのアウトドアブランド「snugpak(スナグパック)」の新作テントを展示。優勝者は寝袋がもらえる、寝袋の早詰め選手権も盛り上がっていました。
材質 / アウター生地:ポリエステル 「Aqualight」 インナー生地:ポリエステル「Supersoft」 中綿:シリコーン加工ポリエステル中空繊維「Isofibre」
総重量 / 3,100g
仕様 / 快適外気温度:-2℃(内)、快適外気温度:3℃(外)、快適外気温度:-12℃(重ねて)
ハンモックメーカー「KAMMOK(カモック)」の新作ハンモックテントも体験。
なかなか実物を見ることのできない「Robens(ローベンス)」のテントやタープの販売も。
イベント開始直後から人気だったのがこちらのブース。愛知県のランプ専門店「江戸川屋ランプ」のオイルランタンに、人気のDIETZ(デイツ)のハリケーンランタン。夜にはほとんどがお持ち帰りされ、さっそくみんなのサイトを灯らしているようでした。
帽子ブランド「Clef(クレ)」では、アウトドアにぴったりのキャップや、こいしゆうかさんがロゴイラストをデザインしたサウナハットも販売。
ホーロー食器ブランド「Platchamp(プラットチャンプ)」では、日本酒の香りを楽しむことにこだわり作られた唯一無二のホーロー酒器「GUINOMI (ぐい呑み)」を販売。冬キャンプの熱燗にぴったりのギアとして人気でした。
GUINOMIについて 現在でも日本酒製造ではホーロー製のタンクを使用されているところもあるほど、日本酒と縁の深い素材であるホーロー。 Platchampでは熟練の職人だからこそできる匠の技術により、ぐい吞みに最適なカタチを成形することに成功しました。 ホーロー酒器の特長として、器に匂いうつりがしないので、日本酒の香り・旨味を存分に味わえます。 また、巻き返し部分は柔らかな口当たりで日本酒の飲み口をとろっ...
そして名古屋のアイアンBBGギアブランド「[flames](フレームス)」さんも出展。
Makuakeで話題になり、最近一般販売がスタートされた“一目惚れ焚火台”こと「ファイヤースタンド」がキャンパーたちの注目の的。無骨で美しい、ソロキャンパーにぴったりの焚火台です。
オリジナルアウトドアブランド「Baltic Amber」「WANDER THE Life」「Flaky Design Works」「miki.handcrafted」のブースも。
そして、アウトドアギア……ではありませんが、ソロキャンパーの気持ちをぐっと掴んだ意外な販売も。
大阪府寝屋川のお花屋さん「flower colors」によるミニブーケの販売。ソロキャンプに行かせてくれたおうちの方へのお土産に、というキャンパーならではの気遣い。これは嬉しいですね!