あると便利なピンチは現地で作ってみよう!
食べかけのおやつやまだ残っている珈琲など、ピンチで挟んでおきたいのに忘れてきてしまったということはありませんか?そんな時に助かるピンチの手作り方法をご紹介します。
ピンチの作り方
<材料>
- 木の枝
- 麻紐
- ナイフ
- のこぎり
- 薪(ハンマー代わりに使う)
- グローブ
1)
木は裂けて割れてしまうこともあるので、少し長めにのこぎりで切ります。そして、ナイフと薪のハンマーを使って、真ん中に割れ目を入れていきます。適度な所まで割れ目が入ったら、作りたいピンチの長さに合わせてのこぎりで長さを調整します。
2)
先ほどのペグ抜きと同様に、切り口をナイフで削って面取りします。こうすることで見栄えが良くなるだけでなく、樹皮や木のささくれによる手のケガも防ぐことができます。
3)
ナイフで真ん中に入れた割れ目が広がらないように、麻紐を巻いていきます。麻紐は、輪を作って短い方を折り返してグルグルきれいに巻きます。巻き終わったら、はじめに作った輪に麻紐を通し、余らせておいた紐を引けば完成です。
木のぬくもりが感じられるアウトドアシーンにピッタリのピンチができました。ナイフやのこぎりを使い慣れない方の入門編としてもちょうど良さそうなアイテムですね。
自分で作れるの?! 簡単なハンモックの作り方
キャンプでハンモックに揺られてお昼寝したい! と思っている方も多いのではないでしょうか? アウトドアではもちろん、家でも使えそうなハンモック。早速作り方を見ていきましょう。
ハンモックの作り方
<材料>
- 6mmの太さのロープ 6m×2本 ※ガイラインやクライミングに使用される丈夫なもの
- 110cm〜130cm幅の布 4m
1)
布の端50cmくらいを蛇腹折りにし、堅結びします。布は今回薄手のナイロン製のものを使っていますが、ある程度耐久性があれば、素材や柄など好きなものを使って良いそうです。
2)
堅結びした蛇腹折り部分の布を引っ張って広げます。こうすることで力が分散されるそう。
3)
40cmくらいロープが残るように、布を堅結びしたこぶの内側に巻き結びをします。残したロープを1周させてから堅結びにします。
4)
木に巻き結びをしてハンモックを固定します。まず木にロープを巻き、×を作って1周させて×の間にロープを通し、最後に1周させて堅結びにします。
キャンプ場の木にハンモックを取り付けたい場合は、必ずキャンプ場に相談してからにしましょう。また、取り付けOKの場合も、樹皮が傷ついて木が傷んでしまうことがあるので、木の状態によっては薪や布などを挟み込むようにすると良いそうです。
ハンモックはいきなり飛び乗ると危険なので、ゆっくりお尻から座るようにします。こんな立派なキャンプギアまで手作りできるとは、ビックリしました。お気に入りの布で作ってみたくなりますね!