どんぐり拾いやキャンプ場散策…アウトドア遊びで小さな子どもにショルダーバッグを持たせる理由
判断力を養うことができる
自分で荷造りをすることや、目的地や遊びによってカバンと使い分けることは必要不必要の選択をするということ。
小さなうちから「目的」に合わせて「手段」を選ぶことを繰り返すことで、自然と判断力が身についていきます。
自主性を養うことができる
4歳くらいなら自分でリュックを上げ下ろしができます。しかし、リュックを持ったまま荷物を出し入れするのはまだ難しいでしょう。
特にアウトドアでは荷物を降ろしにくい(地面がぬかるんでいる、公衆トイレなど)こともあるため、親が出し入れすることになります。
荷物を出し入れしやすいショルダーバッグだと子どもが自分の意思で「選択」「判断」し出し入れができます。自分の意志で出来ることが多いと活動に対して意欲的になり、自主性を養うことに繋がります。
自己肯定感を高める
自分で行動して成功する体験を増やすことで、自己肯定感が高められます。
ショルダーバッグに限ったことではないですが、荷造りの成功体験は子どもの成長に繋がります。我が家ではキャンプや旅行など、ちょっとしたおでかけの時は2歳の頃から自分で荷造りをしています。
親が持ちやすい
子どもですから長時間荷物を持つのはしんどくなることもあります。パパやママが荷物を持つとき、子ども用サイズのリュックだと背負うことができません。
しかしショルダーバッグなら肩紐の長さが調節できるものなら肩や首から下げることができるので楽チン。パパやママのリュックが大きければ、そのまま子どものカバンをインできます。
子ども用ショルダーバッグの選び方!『サイズ』『素材』『肩ひもの幅』…親の目線も重視しよう!
サイズ
小ぶりなものを選びましょう。小さすぎると出し入れができないので、マチ付きのものや出し入れしやすいものがおすすめです。
素材
装飾が多いカバンは引っ掛けやすいため出来るだけシンプルなものがベター。プールカバンのようなビニール素材だと通年利用には不向きです。
肩ひもの幅
肩ひもが細いと絡まりやすくなり、窒息のリスクが高くなります。太めなのを選んで。太過ぎると肩から落ちてしまうため、2cm程度の幅がいいでしょう。
親が持ちたいか
先述の通り、親も持ちやすいショルダーバッグですが、デザインが子どもっぽいものや、ベルトのサイズが調整できないものは持ちにくくなります。
子どもが小さいうちは親が持ちたいと思う目線も取り入れてみて下さい。
大人用のショルダーバッグ(ポーチ)は長く使える!工夫次第で子どもが快適に使いやすいカバンに
大人用のチャムスのショルダーポーチを子ども用として使っていますが、長さ調整できる肩ひもは2本に分かれてしまい、子どもがひとりではうまく肩にかけられないことも。そのため、お手製のスリーブで肩ひもをまとめました。肩へのあたりも柔らかくなり、なによりオリジナル感があって子どもも嬉しそうにしてくれました。
大人も使えるということは成長してからも、長く使い続けられるということ。子どもの頃はひと工夫することでグッと使いやすくなりますので、大切に長く愛用できるといいですね。