ロゴスの注目エアテント「Tradcanvas エアマジック ドーム XL-BJ」とは
ロゴスのエアマジックシリーズは複数ございますが、今回レビューさせて頂くのは2020年新商品のTradcanvas エアマジック ドーム XL-BJです。家族6人で使えるドームテント。
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Tradcanvasラインのテントは、ブラウン系の落ち着いた色合いが特徴で、目立ちすぎず暗すぎず、自然の中でも悪目立ちしない良い色ですよね。
ロゴスのTradcanvas エアマジック ドーム XL-BJ スペック
サイズ | 約 幅310×奥行405×高さ190cm |
インナーサイズ | 約 幅270×奥行270×高さ165cm |
収納サイズ | 幅75×奥行32×高さ32cm |
重量 | 約9.0kg |
素材 | [フレーム]TPUチューブ [フライシート]難燃性ポリタフタ(耐水圧2000mm、UV-CUT) [インナーシート]ポリタフタ(ブリーザブル撥水加工) [フロアシート]ポリタフタ(耐水圧3000mm) [メッシュ]ポリエステル |
付属品 | エアーポンプ、ペグ、ハンマー、ロープ |
大きさは大人ですと4〜5人用の、フロアサイズ270cm四方。収納サイズや重さなど、同クラスのテントとおおよそ同じぐらいです。エアーフレームだからすごく重い・軽いなど、特別なことはございません。空気を入れるための専用ポンプが付属します。
ロゴス「Tradcanvas エアマジック ドーム XL-BJ」テントの機能紹介! 寝室テントとしては十分な機能を備えている!
こちらは、設営が終わった直後のフルクローズ状態です。寝る時など、この形が基本となります。
テント左右の下部の黒い部分は、空気が通りやすいメッシュになっています。
前面D型ドアはなかなか大きく、フルメッシュにすることが可能です。ダブルファスナー式で、出入りもしやすくなっております。
フライシート上部のベンチレーター。雨が入り込みにくい角度です。ベルクロで突っ張る形になっており、設営中は常時開けておくのが望ましいです。
インナーテント天井は、常時メッシュで換気します。全開、全閉はできません。真ん中にはランタンをかけられるリング付き。
インナーテント奥側の換気窓。ここは開放、メッシュ、クローズが可能。前面と合わせて開けておくと、風が通ります。
それほど大きい窓ではなく、開放してもフライシート側は開かないので出入り口ではなく換気用です。電源コード取り込み口は無いので、こちらの後面か前面から中に引き込むことになります。
インナーテント側面の換気窓は、メッシュとクローズが選択可能。前後左右、全てメッシュで暑い季節も効率的な換気が可能です。
小物入れは4つも付いていました。寝る時に身の回りの物を入れておくのに便利です。
インナーテントは吊り下げ式ですが、基本的には外しません。設営も撤収も、付けたまま行います。
シングルファスナーのフライシートは、正面から見て右下からファスナーを開けて出入りします。雨や暴風でなければ、開放して左に巻いておくと出入りが楽です。
インナーの複数箇所メッシュ効果で、通気性はとても優秀です。
1人分の幅が約63cmのマットが、ぴったり4人分を横並びで敷けました。手前側にはちょっと荷物も置けますが、あまり物を置いてしまうと出入りの際に邪魔になってしまいます。
ゆったり広めに使いたい場合は3人がおすすめで、荷物も多めに置けます。
天井高、壁面の立ち上がりなどは一般的なドームテントと同等で、ちょうどいいサイズです。
前室というほどではありませんが、靴置きスペースがあり4~5人分の靴が置けます。フライシートを閉めれば、夜露からも保護できます。
タープと連結すれば雨でも濡れずに出入り可能ですが、多少濡れることを覚悟でミニマルキャンプというのも一つの選択肢です。寝室テントとして優れた換気性能、十分な機能を備えていますね。
ロゴス「Tradcanvas エアマジック ドーム XL-BJ」組み立て方 拍子抜けするほど簡単なテント設営!
それでは設営の過程をレビューしていきます。テントは一般的な収納サイズ。重さは9kgです。
グランドシートはロゴスの「ぴったりグランドシート270」が文字通りぴったりです。テント底面を水分や汚れから守れますので、合わせて購入しておくことをおすすめします。
グランドシートの上にテントを広げます。フライシートにファスナーのある方が前です。
付属のポンプ。けっこう大きいです!空気圧をしっかりかけるために必要な大きさです。
「INFLATE」の方にホースをねじ込みます。反対は空気を抜いて圧縮するのが「DEFLATE」です。
ホースの先端には、一番太いアタッチメントをねじこみます。アタッチメントを付け替えれば、浮き輪などにも使えそうです。
エアー注入口は前面2箇所にありますが、どちらから空気を入れても大丈夫です。入れる前に両方のバルブがきちんと閉まっているか確認しましょう。
2段バルブになっているので、上のキャップだけを外します。
注入口にホースをセットします。手で抑え続けなくても大丈夫でした。
2段バルブの内側には空気の逆流を防ぐ逆止弁が付いておりますので、もし膨らませている途中にホースが外れても、しぼんで最初からやり直しにはなりません。
ポンピング開始!回数にして約50回。大型ポンプなので、女性の力でも膨らませていけます。
空気はスースーと入っていきますが、この音が「シューシュー」と漏れるような音に変わるまでが目安です。2~3分もあれば余裕でしょう。
ロゴスから電動ポンプも販売されておりますが、今回のテントは手動でも余裕でした。
フレームが立ち上がりました!もう8割完成です。一般的なテントで言うところのポールの組み立てと、どこにポールを通してどこに差し込むかという手順が短縮できています。あとはペグを打っていきます。
テント四隅とフライシート各部を打っていきます。特に深く考えることはありません。
インナーの底側にビルディングテープがX型に付いていますので、エアーフレームなどに引っかかっていないか見るぐらいです。
ペグは全部で13本。ロープは無風のため省略していますが、もし打ってもわずか4本です。出入り口右下のペグを忘れそうになりますが、打っていないとファスナーで開閉しにくくなるので注意。
あとはベンチレーターを開ければ完成です。ペグを打つ時間を入れても、合計5分ちょっとで完成しました。小型ワンタッチテントやワンポールテントと並ぶ最速記録で、もう終わり!?と建てている自分でも驚いてしまうほどです。