キャンプのマストアイテムのひとつであるシュラフ(寝袋)。使うシュラフによってはキャンプの快適さに格段の差が生じます。就寝時の快適さはもちろん、持ち運びのしやすさや、保管のしやすさも重要です。今回は、筆者が使っているキャプテンスタッグの「スーパーコンパクトシュラフ200」を体験レビューいたします。
春・秋は使えない?キャプテンスタッグの寝袋「スーパーコンパクトシュラフ200」活用法
薄くてコンパクトが魅力の「スーパーコンパクトシュラフ200」。
使用温度の目安が12℃以上なので、それを少しだけ下回るような肌寒い季節に使用するときのおすすめ対策法をご紹介します。
1)底冷え対策になるマットレスを併用する
筆者は初秋のキャンプで、「サーマレストマット Zソルライト」を併用しました。
「サーマレストマット Zソルライト」は、コンパクトでありながら、保温性、断熱性が高く、評判の良いマットです。
このマットをシュラフの下に敷くことで、地面からの冷気を遮断しました。
サーマレスト Zソルライトのレビューは、こちらの記事も参考になさってください。
2)台所マットやカーペットなどを活用する
シュラフの表面がツルツルして、マットレスの上で滑る心配があったので、手持ちの台所マット(未使用)をマットの上に重ねました。
適度な厚みが、地面からの冷気と、石などのゴツゴツ感をやわらげてくれます。
台所マットは柄物も多く、テント内に敷くと華やかに見え、長さや厚みを選べる点が◎。
収納時はサーマレストマットと一緒に巻いて止めて置けるので、一石二鳥です。
3)ひざかけや毛布、ジャケットなどを上からかける
厚めの毛布を持ちだすほどではない季節なら、シュラフの上からブランケットや、ジャケットなどを肩口や足元にかけるのも効果的。
シュラフの上に布製品をかけることで、体温の放熱を防ぎます。
4)靴下や小さめ湯たんぽを併用する
足が冷えると体全体が冷えやすくなり、温まるまでに時間を要します。
靴下を履いてシュラフに入る、足元に小さな湯たんぽを置くなどして、足を冷やさないようにしましょう。
5)インナーシュラフとして使用する
薄手のシュラフは他のシュラフと組み合わせ、インナーシュラフとして使うこともできます。
封筒型のシュラフを広げて掛け布団のように使ったり、マミー型(人型)のインナーシュラフとしても◎。