ホンダ「フリードプラス」はキャンプに最適 荷物をたくさん積めてアウトドアを楽しめる
「フリードプラス(FREED+)」は、ホンダ(本田技研工業)が生産・販売するコンパクトミニバンです。
居住性と使い勝手の良さを兼ね備えた「ちょうどいい」クルマとして、幅広い層から高い支持を得ています。
フリードプラスは、コンパクトミニバンの中でトップクラスの販売台数を誇る「フリード」の派生モデルで、3列シートの「フリード」と異なり、2列シートで広いラゲッジスペースを備えているのが特徴です。
外観や走行性能は「フリード」とほとんど変わらず、車の後ろのロゴに表示されている「FREED+」で見分けることができます。
フリードプラスの乗員定数は5名で、乗員定数6~7名のフリードより乗れる人数は少ないものの、荷物をたくさん載せることができるので、よりアウトドアをアクティブに楽しめるクルマになっています。
▼公式ホームページからホンダ(Honada)「フリードプラス(FREED+)の見積もりが取れます。▼
【フリードプラスの魅力1】キャンプ用品をたくさん積める! 2階建ての荷室で荷崩れもしにくい
フリードプラスの最大の魅力は、なんといってもコンパクトでありながら大容量の荷物を積めることです。
荷室の開口部の高さは1,255mmとタテに広く、開口部最大幅1,080mmとヨコにも広く、地面から荷室までの距離「開口部地上高」はわずか335mmと超低床フロアを実現しています。
タテ・ヨコに広く低い開口部によって、たくさんの荷物を楽に積み降ろしできます。
荷室はユーティリティボードを利用して2段に分けることができ、道具と道具の積み重ねが最小限で済み、荷崩れもしにくくなっています。
下段は荷室長が870mmと奥行きが長いため、長さのあるイスやテントのポールなどを縦方向に積み込むことできます。
ユーティリティボードの耐荷重は200kgなので、上段にも重いものを安心して載せることができます。
筆者は下段に重たいテントや、長さのあるインフレーターマットなどを、上段にはコンテナやクーラーボックスなどを収納しています。
また筆者はルーフボックスを付けて、さらに積める荷物の量を増やしています。
▼筆者愛用「INNO(イノー)」のルーフボックスについてはこちらの記事で詳しくレビューしています!
キャンプを始めた時は、フリードプラスよりも小型なホンダ「フィット」に乗っており、荷物を積むスペースが足りなかったためにルーフボックスを購入したのですが、フリードプラスに乗り換えてからも大活躍しています。
フリードプラスは大容量の荷物が積めるので、ルーフボックスが無くても十分キャンプができますが、ルーフボックスがあればさらに余裕を持って荷物を積むことができます。
フリードプラスは見た目はとてもコンパクトですが、実際に乗ってみると中は広々していて、とても快適です。
窓が大きく、運転席や助手席はもちろん、2列目からの視界も広いので、大人も子供も景色を眺めながらドライブを楽しむことができます。
【フリードプラスの魅力2】ファミリーキャンプでも安心・便利な3機能搭載 狭い駐車場でも困らない
フリードプラスには、ファミリーに嬉しい機能が満載されています。
中でも筆者が特に便利だと感じている機能をご紹介します。
1. スライドドア
スライドドアは、狭い駐車場などでも乗り降りしやすく、小さな子供がいると特に便利です。
足先をかざすとスライドドアが自動で開閉する「ハンズフリースライドドア」機能をディーラーオプションで追加することもできます。
2. ウォークスルー
助手席と運転席の間にさえぎるものがないウォークスルーのため、車外に出ることなく1列目から2列目に移動することができます。
急な雨が降ってきた時など、後部座席に子供を乗せている間に、親が濡れてしまったという経験はありませんか?
ウォークスルーがあれば、とりあえず1列目のドアから家族全員で乗り込み、車内に入ってから子供を2列目に乗せることもできます。
筆者の子供は、普段からよく親と一緒に前のドアから乗り込み、ウォークスルーを通って後部座席の自分の席に移動しています。
3. スマートキー
キーをカバンの中などに携帯しておくだけで、ドアやテールゲートの施錠・開錠ができる「Hondaスマートキーシステム」が搭載されています。
例えば寝てしまった子供を抱っこしたままの状態でも、カバンからキーをわざわざ取り出すことなく、ドアを開けることができるのです。
カバンからキーを出し入れせずに済むので、キャンプ場などでキーを紛失しにくいというメリットもあります。