肌寒くなってきて、もうすぐジャケットやコートなどのアウターが恋しくなる季節がやってきます。アウトドアメーカーのモンベルから発売されている、驚くほど軽くて暖か、そして世界に誇る最高品質のダウンはご存知ですか? 筆者が数年愛用し実感!こだわりが詰まった「モンベル アルパイン ダウンパーカ」をレビューします。

ライトアルパインダウンパーカは超高品質ダウンを使用 モンベル製品の最強ダウン

モンベルでは超高品質で希少性の高いダウンのことを「EXダウン」と呼ぶ

画像: モンベルでは超高品質で希少性の高いダウンのことを「EXダウン」と呼ぶ

800フィルパワー以上の超高品質で希少性の高いダウンのことを、モンベルでは「EXダウン」と呼び、軽量コンパクト性を特に重視する製品に採用しています。

そもそも、ダウンの品質を表すフィルパワーとは何を表しているのでしょうか?

「フィルパワー」とは羽毛の体積、ダウンの品質を表す

フィルパワーとは、ダウンパーカ(ジャケット)にどれだけ羽毛の量を使用しているのかを分かりやすくするために、羽毛の体積を表したものです。

ダウンが持つ「かさ高さ」を「inch3/30g」という単位で表示し、800フィルパワー(FP)であれば30gのダウンが800立方インチ(約13L)の体積にふくらんでいることを示します。

数値が高いほど大きくふくらみ、良質なダウンと判断されます。

一般的には550~700フィルパワーのものが良質ダウン、700フィルパワー以上のものが高品質ダウンとされています。

モンベルのEXダウンは、冷え込みが厳しく、寒暖差の激しい自然環境で育てられた水鳥から採取されるダウンのみを使用していて、驚きの軽さと、優れた保温力を発揮します。

【レビュー①】モンベル「アルパインダウンパーカ」は高品質&高機能! コスパも良くおすすめ

モンベル アルパイン ダウンパーカを選ぶ理由!

筆者が4~5年ほど前から愛用しているのは、モンベルのレディース用「アルパイン ダウンパーカ」です。最高品質の800フィルパワー・EXダウンで、軽やかな着心地ながら高い保温性があると言われているモデルです。

表地に撥水加工が施されているので、雨や雪などの付着を防ぎ、厳冬期登山としても使用することができるのだそう。

当時、モンベル店舗で定価17500円+税で購入しました。この品質でこの価格は他のアウトドアメーカーではあまりないのではないでしょうか。

高品質なのに、手の出しやすい価格という点は、筆者がモンベル製品を選ぶ理由のひとつです。

コスパがいいのに、長く愛用ができる

筆者が持っているアルパイン ダウンパーカは4~5年前のものなので、現在モンベルのHPに載っているものと色は異なります。そこでメーカーに確認したところ、品質は現在販売されているものと変わらないとのことでした。

画像: 筆者愛用のダウンパーカは4〜5年前のモデル/品質は現行のものとそのまま (筆者撮影)

筆者愛用のダウンパーカは4〜5年前のモデル/品質は現行のものとそのまま

(筆者撮影)

【レビュー②】モンベル「アルパインダウンパーカ」は着心地最高 缶コーヒーくらい軽量&動きやすい

モンベル アルパイン ダウンパーカを4〜5年使ってみた感想!

画像: 軽くて動きやすいのが人気の理由のひとつ (筆者撮影)

軽くて動きやすいのが人気の理由のひとつ

(筆者撮影)

実際に着てみた感想は、とにかく軽くて動きやすい。冬物のアウターは、重くて動きにくいイメージがありますが、このアルパイン ダウンパーカは全くストレスを感じないほど。

重さにして平均372gなので、350mlの缶コーヒーとほぼ同じ位です。そして、着てみるとふわっと空気に包まれているような感覚です。

秋~冬のアウトドアシーンで活躍

筆者は真冬でも、子供達と近所の公園遊びに行く程度であれば、ロンTの上にこのダウンをサッと羽織って出かけています。

子供達と一緒に動き回っても、軽くて動きやすいので窮屈さなどは感じず、保温性が高いので暖かく過ごせますよ。もちろん、秋~冬のアウトドアシーンにこのダウンは重宝します。

【レビュー③】モンベル「アルパインダウンパーカ」は撥水加工あり! 羽毛の片寄りや飛び出しも防ぐ

モンベル アルパイン ダウンパーカの素材や機能性に着目!

画像: フロント部分の様子/羽毛の片寄りや飛び出しが見当たらない (筆者撮影)

フロント部分の様子/羽毛の片寄りや飛び出しが見当たらない

(筆者撮影)

これからの季節、キャンプ時は朝晩冷え込んだり、雪が降ったりすることもありますが、生地に撥水加工が施されているので、少しくらいの悪天候だって使えるのが嬉しいです。

とはいえ、完全防水の生地ではないので、雨や雪が多く降る日の着用はおすすめしません。

冬場はほぼ毎日のようにこのダウンを使っていて、子供を抱っこしたり、公園の遊具に擦れたりすることも多々ありますが、生地が破けたり、縫い目からダウン(羽毛)が出てきたり、ダウンの片寄りが気になることも今のところありません。

調べてみると、アルパイン ダウンパーカの生地は、モンベルがオリジナルに開発をしたバリスティックナイロンという素材で、従来のナイロンと比べて約2倍の引き裂き強度なのだそう。

さらに、表地と裏地の間を隔壁で仕切った「箱マチ」構造となっていて、ダウンの移動や片寄りを防いでくれます。

画像付きで徹底レビュー

画像: 画像①(筆者撮影)

画像①(筆者撮影)

画像: 画像②(筆者撮影)

画像②(筆者撮影)

〈画像①〉フロント部分に続き(先述)、バックから見てもわかる通り4〜5年使用しているのに、羽毛の飛び出しや片寄りが見当たりません。

〈画像②〉袖の部分にマジックテープが付いていて袖口の調整が可能です。寒気や雪の侵入を防いでくれます

画像: 画像③(筆者撮影)

画像③(筆者撮影)

画像: 画像④(筆者撮影)

画像④(筆者撮影)

〈画像③〉ポケットにはチャックが付いているので、小物の落下を防げます。また、ポケットの内側にドローコードと呼ばれる紐が付いているため、簡単にすそのフット感を調節することも可能です。

〈画像④〉ひじの部分は立体裁断を施してあるので曲げ伸ばしも楽々。

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