キャンプで楽しみたい「かぼちゃ」を使ったかぼちゃチーズパイ。家ではよく作っているのですが、同じものをキャンプで作れないかな?と思い、試しにダッチオーブンで焼いてみたところ見事成功!キャンプで作ったパイは格別に美味しくて、そして意外と簡単に作れたので、レシピを紹介しちゃいます。ぜひキャンプでチャレンジしてください!

【かぼちゃチーズパイの作り方1】型紙&フィリングは自宅で準備! 作ったものを忘れずキャンプに持参!

かぼちゃチーズパイの材料

以下の材料で直径約23.5cm(ダッチオーブンの内寸)のかぼちゃチーズパイが1個できます。(4〜6人分)

【材料】
・かぼちゃ 1/4個(400gくらい)
・砂糖 大さじ1
・クリームチーズ 100g
・プルーン(またはレーズン) 20g
・冷凍パイシート 1袋
・卵 1個

1:型紙を作る

パイシートを切る時に使う型紙を作ります。使うものは、家庭にあるような普通のコピー用紙でOKです。

今回、パイを焼くために使うダッチオーブンは外寸26cmで内寸は23.5cm!なので、パイは内寸より大きくならないように注意します。

画像: コピー用紙で作った型紙 (筆者撮影)

コピー用紙で作った型紙

(筆者撮影)

直径23cmくらいの大きさで作りました。キレイな円を描くためにはコンパスがあると便利ですが、ボウルやザルなどを紙に当てて線を引いても描けます。

ジャック・オー・ランタンをイメージした目や鼻、口を描いて切り抜いておきましょう。

2:かぼちゃチーズのフィリングを作る

かぼちゃチーズのフィリングはあらかじめ自宅で作っておきます。というのも、かぼちゃはそのままだと硬く、加熱して柔らかくしておく必要があるからです。

もちろんキャンプ中に茹でてもいいのですが、自宅の電子レンジで加熱したほうが手軽で速いです。

画像: 〈手順①〉自宅の電子レンジで加熱した方が手軽 (筆者撮影)

〈手順①〉自宅の電子レンジで加熱した方が手軽

(筆者撮影)
画像: 〈手順②〉チンした後はフォークなどを使って潰す (筆者撮影)

〈手順②〉チンした後はフォークなどを使って潰す

(筆者撮影)

〈手順1〉かぼちゃは種やワタを取り除き、皮を剥きます。適当な大きさに切り、耐熱容器に入れ、ラップをして600Wのレンジで5~6分チンします。

〈手順2〉かぼちゃが柔らかくなったら、フォークなどを使って潰していきます。

画像: 〈手順③〉潰しながら砂糖を加える (筆者撮影)

〈手順③〉潰しながら砂糖を加える

(筆者撮影)
画像: 〈手順④〉クリームチーズとプルーンを加えて混ぜて出来上がり (筆者撮影)

〈手順④〉クリームチーズとプルーンを加えて混ぜて出来上がり

(筆者撮影)

〈手順3〉潰しながら、熱いうちに砂糖を加えます。砂糖の量は大さじ1としていますが、かぼちゃの甘さをチェックしてみて、あまり甘くない場合は大さじ2くらい入れていいと思います。

かぼちゃが全体的になめらかになるまで潰せたら、しばらく置いて粗熱を取りましょう。

かぼちゃが冷めるのを待つ間に、クリームチーズとプルーンの準備をします。

クリームチーズを使う分だけ冷蔵庫から出して、室温に戻しておきます。プルーンは1/4くらいの大きさにカットします。(レーズンを使う場合はカット無しでOK)

〈手順4〉粗熱が取れたかぼちゃに、クリームチーズとプルーンを加えて混ぜて出来上がり。

画像: 出来上がったかぼちゃフィリングはアイラップに (筆者撮影)

出来上がったかぼちゃフィリングはアイラップに

(筆者撮影)

【注意】
ちなみにこのかぼちゃチーズフィリングは、クリームチーズを入れているので要冷蔵です。

できれば、キャンプの前日か当日の朝に作って持っていくのがいいと思います。

自宅では必ず冷蔵庫で保管し、持ち運びには必ずクーラーボックスを使うようにして、傷まないよう注意してください。

ボウルのままだと持ち運ぶのに不便なので、アイラップ(ポリ袋)に移し替えました。もちろんラップで包んでもOKです。

岩谷マテリアル アイラップ 35cm×25 60枚入り

画像1: 【キャンプレシピ】ダッチオーブンで焼く「かぼちゃチーズパイ」の作り方を伝授
アイラップ 60枚
商品サイズ (幅×奥行×高さ) :215mm×79mm×97mm
内容量:60枚
¥128
2020-10-09 10:56

【かぼちゃチーズパイの作り方2】キャンプ場到着したらまずは炭に火をつける!その後パイシート作りへ!

キャンプ場に到着してからの準備

自宅でかぼちゃチーズフィリングを作り、型紙、冷凍パイシートと共に持参してキャンプ場に到着!

ダッチオーブンでパイを焼くので、炭が必要です。まずは炭に火を付けておきましょう。それからパイシートを切り抜く作業に移ります。

パイシートは少し柔らかいほうが作業しやすいので、5~10分くらい外に出して自然解凍しておきます。

あまり解凍しすぎると今度は柔らかすぎて扱いにくいので、半解凍くらいで始めるのをオススメします!

画像: キャンプ場に持参した材料(写真にはありませんが型紙も忘れずに) (筆者撮影)

キャンプ場に持参した材料(写真にはありませんが型紙も忘れずに)

(筆者撮影)

1:パイシートを使って〝底〟になる部分を切り出す

画像: 〈手順①〉パイシートが小さい場合2枚をくっつけて1枚に (筆者撮影)

〈手順①〉パイシートが小さい場合2枚をくっつけて1枚に

(筆者撮影)
画像: 〈手順②〉くっつけたパイシートの上に型紙を置く (筆者撮影)

〈手順②〉くっつけたパイシートの上に型紙を置く

(筆者撮影)

〈手順1〉今回使うパイシートは、1枚が小さめだったので、2枚くっつけて使うことにしました。

端を1cmくらい重ねて、フォークで押してくっつけていきます。もし麺棒があれば、1枚を伸ばして大きくして使ってもOKです。

〈手順2〉2枚を1枚にくっつけたパイシートの上に、自宅で作った型紙を載せます。型紙の下にあるパイの輪郭部分のみを切り抜きましょう。

画像: 〈手順③〉パイの底になる部分/型紙の丸い輪郭に沿ってパイシートを丸く切り抜く (筆者撮影)

〈手順③〉パイの底になる部分/型紙の丸い輪郭に沿ってパイシートを丸く切り抜く

(筆者撮影)

〈手順3〉型紙の丸い輪郭に沿ってパイシートを切り抜きます。ただ丸く切るだけなので、そこまで難しくありませんね。これがパイの底部分になります。

2:パイシートを使って〝蓋〟になる部分を切り出す

次にパイの蓋になるものを切り抜きます。底の部分を作った時と同様に、2枚のパイシートをくっつけて型紙を載せ、円形に切ります。

画像: 〈手順④〉蓋となるパイシートは目鼻口も切り抜く (筆者撮影)

〈手順④〉蓋となるパイシートは目鼻口も切り抜く

(筆者撮影)
画像: 手順④で切り抜いた蓋部分が完成! (筆者撮影)

手順④で切り抜いた蓋部分が完成!

(筆者撮影)

〈手順4〉こちらのパイシートは、目や鼻、口の部分もしっかり切り抜きます。

パイシートが柔らかすぎると作業しにくいので、その場合は保冷剤を下に敷いて冷やしながら切ります。それでも気温が高いと溶けやすいので、なるべくササッと切り抜いてしまいましょう。

【かぼちゃチーズパイの作り方3】フィリングをパイシートで包む&卵液を表面に塗る!

1:かぼちゃチーズフィリングをパイシートで包む

パイシート(底・蓋の2枚)の準備ができたので、自宅で作っておいたかぼちゃチーズフィリングを包む手順に移ります。

画像: 〈手順①〉かぼちゃチーズフィリングは袋のままパイシートに置いてサイズ・形の調整 (筆者撮影)

〈手順①〉かぼちゃチーズフィリングは袋のままパイシートに置いてサイズ・形の調整

(筆者撮影)
画像: 〈手順②〉袋から取り出して直接パイシートの上に (筆者撮影)

〈手順②〉袋から取り出して直接パイシートの上に

(筆者撮影)

〈手順1〉冷やしておいたフィリングは、手で形を変えられるくらいの硬さになっているはずなので、まずは袋のまま、底となるパイシートの上にのせて、はみ出さないサイズになるよう形を整えます。

直径23cmで切り出してあるパイシートより、一回り小さめにしておくと包みやすいです。

〈手順2〉サイズが決まったら、かぼちゃフィリングを袋から取り出して、底になるパイシートの上に直接のせます。

写真ではまだラップを敷いていますが、このタイミングでクッキングシートに移し替えて作業することをオススメします!

クッキングシートはそのままダッチオーブンに入れて焼けるので、焦げ付きの心配がいりません。

旭化成 クックパー クッキングシート Mサイズ 25cm×5m

画像2: 【キャンプレシピ】ダッチオーブンで焼く「かぼちゃチーズパイ」の作り方を伝授
クックパー クッキングシート Mサイズ 25cm×5m
商品サイズ (幅×奥行×高さ) :260mm×41mm×41mm
原産国:日本
内容量:25cm×5m
材質:シリコーン樹脂加工耐油紙
耐熱温度:250度(20分)
¥198
2020-10-07 10:26
画像: 〈手順③〉蓋となるパイシートをフィリングの上にかぶせる (筆者撮影)

〈手順③〉蓋となるパイシートをフィリングの上にかぶせる

(筆者撮影)
画像: 〈手順④〉パイシートの端をフォークで押して固定 (筆者撮影)

〈手順④〉パイシートの端をフォークで押して固定

(筆者撮影)

〈手順3〉かぼちゃチーズフィリングの上に先ほど作った蓋となるパイシートをかぶせます。

目や鼻に比べて、口の部分が大きく広がりやすいです。好みの顔になるよう、微調整してみてください。余っているパイシートで、かぼちゃのヘタを付けてあげても可愛いですよ。

〈手順4〉パイシートの端をつまんでくっつけたら、フォークで押してしっかり固定していきます。パイを焼き始めると、膨らんで外れやすいです。しっかり押してくっつけておきましょう。

2:パイシートの表面に卵液を塗る

画像: 〈手順⑤〉パイシート表面に卵液を塗った様子 筆者撮影

〈手順⑤〉パイシート表面に卵液を塗った様子

筆者撮影

〈手順5〉次に、卵1個を割りほぐして、卵液を表面に塗ります。

卵液の塗るのには通常ハケを使うのですが、このためだけにハケを持ってくるのは手間なので、適当にあるもので塗ります。

ちなみに私は、丸めたラップを卵液に浸して使いました!表面に卵液が付けばなんでもいいので、身近なものをうまく利用してみてください。

また、キャンプ中は白身だけを残すと後処理が悩ましいので、今回はあえて全卵使っています。(通常、パイに塗る卵には卵黄だけを使うことが多いです)

卵液はどうしても残ってしまうと思うので、卵を足してオムレツにして朝食にしたり、スープに入れてかきたま汁にしたりして、うまく使い切ってくださいネ!

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